2009年12月31日

平尾台のお餅つき!

12月28日は、毎年恒例の平尾台の餅つきでした。
平尾台に今現在住んでいらっしゃる所帯は48軒です。
そのすべての家庭に毎年お餅を配ります。
沢山の量ではありませんが、だいたい一軒に20コずつ配られます。
そのお餅を平尾台の有志が集まって毎年餅つきをするのです。
今年は男性女性合わせて約30名の方達が協力して餅つきをしました。
お米の量は毎年おおよそ45キロ。
それを30人の人間が、よってたかっての餅つきです。(笑)
餅米を蒸しあげる係、その火を絶やさない係、蒸し上げたお米を運ぶ係、つく係、
ついたお餅を運ぶ係、お餅をちぎる係、丸める係・・・・・
誰が何をやるのか、大まかに決まっています。
つくのは力さえあればつけるので、わこ~どが中心になりますが、返しが出来るのはそうそういません。
そうなると、「○○さんの出番!」となる訳です。(笑)
出来上がったお餅を一つずつちぎるのも、そう簡単にはできません。
丸めるのは簡単ですが、均等にちぎるのはなかなか出来ませんよね。
これも「××さんの出番!」となるんです。
見ていて気持ちがいいくらいに、さっささっさと進みます。
のんびりしてたらお餅が堅くなってしまいますからね・・・・(笑)
私なんぞは平尾台でも新人の部類なので何をしていいのか分かりません。
でまあ、写真係・・・・でしょうか・・・・(笑)
なんとも早い作業です。朝、8時頃に集合してお昼には終わります。
終わる頃に、つきたてのお餅を大根おろしで頂くのも毎年恒例。(笑)
これがホントに美味しいんですよね。
3杯もおかわりしてしまいました。(笑)
が、話はここで終わりません。(笑)
平尾台の餅つきが終わると、今度はご近所の3軒が集まって自宅用の餅つきです。
平尾台48軒の餅米の量は45キロですが、たった3軒の餅米の量は30キロなんです!
一軒でどれだけ食べる訳?と思わず言いたくなっちゃう位の量です!(笑)
で、これは平尾台の餅つきの後に行いました。
メンバーも少なくなりましたが、お手伝いをしてくれる人もいて頼もしい限りです。
すべての餅つきが終わったのは3時半頃。
疲れ果てました・・・・(何もしていないのに?(笑))
でも、大勢の人が集まる餅つきは、やはり楽しいものです。
平尾台にいても、なかなか話をする機会がない人もいます。
こんな時にみんなでワイワイ騒ぎながら餅つきなんて、いいですね。















石臼で何十回とつきました!















丸めるのは簡単ですが、こうして1個ずつちぎるのが難しいですね。















こうして出来たのが約1000コのお餅!壮観!















出来たてのお餅を、大根おろしで頂くのも毎年恒例。
ホント、美味しいですねえ!!















突然、餅取り粉合戦が始まりました!(笑)















真っ白なこわ〜〜〜い顔で記念撮影!!全員大笑いでした!
楽しい餅つきです!

2009年も、今日が最後。
今年一年、このblogをご覧になって下さった皆様、本当に有り難うございました。
来年もいろんな話題を綴っていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
そして皆様のご健康をお祈りしながら、今年はこれでお終いにします。
どうぞ!良いお年を!!
来年も皆様にとって、素晴らしい一年になりますように!!

2009年12月22日

で、いきなりエントリーです。(笑)










ちまたで話題の「ひなこちゃん」です。
価格.comってご存じですよね?
そこに「クチコミ掲示板」というのがあります。
そこで「初めてデジカメを買います」と、ひなこちゃんが掲示板に書き込みました。
「妹の写真を撮ってあげたいので、カメラを買いたいのですが、どれを買えばいいでしょう?」
から始まります。
最初は答える人も、なんだかいぶかしげに答えてます。
だって「どれを買えばいい?」なんて質問ありませんよね?
「あれとこれと迷ってますが、どっちが?」というのが、まあ普通の質問の仕方ですよね?
所がこのひなこちゃん、全くの初心者なんですね。
しかも妹は赤ちゃんだということが、途中で分かってきます。
ということは、ひなこちゃんも実は子供だったんです。
そこから素敵なお話になっていきます。
こんなささくれだった世の中で、久しぶりに暖かい話でした。
インターネット・・・・
良くも悪くもインターネットです。
使い方を間違えば、とんでもないことにもなりかねません。
でも、世の中悪い人ばかりではありません。
インターネット(コミュニケーション)でも「思いやり」は通じると、私は信じています。
見たことも会ったこともない相手でも、優しさを交わすことも出来ると私は信じています。
そんな事を見せてくれた、価格.comの掲示板でした。
どうぞ、ハンカチを用意して読んでね!(笑)

ここからどうぞ!

いよいよ今年の最終日です。









皆様!今年も luóbo にいらして下さって、有り難うございました。
いえ、 luóbo にいらっしゃらなくても、このblogをご覧になって頂いた皆様、ホントに有り難うございました。
そんな luóbo も明日23日が今年の最終日です。
luóbo をやっていて一番楽しいのが、皆様とお話が出来ること。
沢山のお客様と、お話することが出来ました。
そんな何でもない会話の中にも、得ることが沢山ありました。
ホントに luóbo をやっていて良かったと心から思います。
来年は1月9日から、いきなりの連休でスタートです。
(お正月ボケから、抜けられますかねえ・・・・?(笑))
来年も、どうぞよろしくお願い致します。
来年はもっともっと沢山の方とお話が出来たら・・・・と思っています。
どうぞ luóbo にいらして、お気軽に声をかけて下さいね!
いらっしゃられなくとも、このblogでもお話が出来るといいんですけど・・・
メールでも楽しいでしょうし・・・

さあて・・・・来年は、どんな年にしましょう?
まあ、目標は立てないで「なすがまま・・・・」が一番だと思いますけどね。
ただ一つだけ、どうしてもやりたいことがあります。
皆様をお呼びして、パーティをやりたいんです。
たいした事は出来ませんが、「わいわい騒いで楽しみたい」。
ただただ、それだけです。(笑)
その時は是非、皆様参加して下さいね!

本当に今年一年有り難うございました。
来年も何とかつぶさずに(笑) luóbo をやるつもりです。
どうぞよろしくお願いします。(m_m)

と言いながら、このblogはまだ続きます。(笑)
時々は覗いて下さいね!

2009年12月21日

雪国より(笑)

keikoです。本当に寒くなりましたね!
金沢では、すっかり懐かしくなってしまった?雪国の風景が
広がっています(笑)。
会社の前の通りは、ご覧の通り。



積雪は10センチほどなので、まだそんなに大したことはありませんが、
狭い道路で、除雪車が通った後には、大きな雪のかたまりがごろごろ。
「スコッパ」で、人力除雪です(笑)。

あと、もうひとつ、
会社の仕事部屋の窓からの風景を。

なんだか、しんみりするでしょ?(笑)
雪が降ると、なぜか静かなんですよね。

明日あたりからは、寒波もゆるむのかな?
でも、冬は冬で、思いっきり寒いのを楽しむのも一興かも。
ん〜、と思うことにします(笑)。



そうそう、番外編ですが、先日hanssがUPしていた、
トラバターというソフトを、私もiPhoneに入れています。
30日の旅を終えて、今朝「うちの子」が帰ってきました(笑)。
羽田空港から出発して、都内と、千葉、横浜をうろうろして
沢山のお友達とすれ違い、
最後は都内丸の内で、旅を終えたようです。
「駅前留学」の称号をもらいました(笑)。

なんでもないソフトなのでしょうが、面白いですよね〜
もちろん、早速次の子を送り出しましたよ。
また、次に帰ってくるまで、楽しみだこと。

2009年12月18日

さっぶ~~!!

寒波が襲ってきましたね!
本格的に冬到来です。
昨日、一昨日と東京でした。
東京も夜は寒かったのですが、昼間はお天気が良いせいもあって結構暖かいんです。
それと東京に行くと暖房が効いた所ばかりにいるので、それほど寒いという気がしません。
ビルの中、地下鉄なんかは寒いと感じる事があまりありませんし、逆にコートなど着ていると暑いくらいです。
帰りの羽田の待合室なんかは、暑くてぼ〜〜っとしてしまいます。
飛行機の中も暑いくらいで、思わず天井から涼しい風を出したくらいです。
でも北九州空港に着いたら、ホントこれが寒いんです。
海上の空港なので、吹きっさらしの駐車場は凍えるほど。
昔東京に住んでいたときは「関東の乾いた冬は寒い!」と思っていたのですが、今は逆です。
こんな南の北九州の方が、寒く感じられます。
晴れないというのもあるとは思いますが、人口密度なんかの関係もあるんでしょうね。
東京は街全体で暖房をしているような感じですね。車の排気ガスなんかもあるとは思いますが・・・・
そんな今朝の平尾台・・・・
気温はマイナス1度くらい。気温的にはそんなに寒くはないはずなのですが、やたら寒い!
ついこないだもマイナスになりましたが、その時の室温は8度とか9度くらいありました。
でも、今朝は外はマイナス1度で、室内は4度です。
二日間留守にしたら、家全体が凍えていたようです。(笑)
こんな寒い家にうちの猫はひとりで寝てたんですよねえ・・・・可哀想に・・・・(笑)
昨日帰ってきたら、 foucault がまとわりつきます。何が何でも側から離れないんです。
やっぱ、寒くて人恋しかったのでしょうか?それは今でも続いています。(笑)
なんだかんだと、やっぱ地方は寒い!(笑)
で、今朝はうっすらと雪化粧。初雪です。
今では殆ど溶けましたが、外ではまだちらほらと雪が舞っています。
今夜も寒くなりそうです。
どうぞ皆さん、風邪など引かないように気をつけて下さいね!












凍り付いた luóbo です。(笑)














すぐ上の畑も真っ白!

2009年12月13日

個展に行ってきました。

川寄匠クンの個展です。
ん?「クン」付けでいいの?
そうなんです。彼はまだ高校3年生です。
実は先日このblogでもエントリーした、坂口さんの教え子でもあります。
以前小さなギャラリーで、個展を開きました。
ハガキサイズくらいの小さな画を沢山出展していました。
その時の印象は忘れられません。
本当に若さに溢れていて、筆のタッチや色使いがのびのびとしていて恐れを知らない
ホントの意味での素晴らしい画の数々でした。あんなに素直な画を観たのは初めてでした。
世の中には沢山の絵描きさんがいらっしゃいます。
画を本業にしているかたもいらっしゃいます。
そういう方達のジレンマは「売れる」事だと思います。
どんなに優れた才能を持っていても、やはり人間。生活があります。
画だけで食べていくのは、とても困難な事だと思います。
私の大親友で絵描きがいました。とてもいい絵を描いていました。
彼は「国画」の会員でした。
国画に毎年入選し何か賞を取れば、とりあえず売れる画家になります。
ですが入選し賞を取る為には、選考委員に媚びを売らなければならない場合もあります。
選考委員が気に入るような作品を描かなければならないのです。
そうすると本来の彼の作品とは違うものになる可能性があります。
とりあえず賞を取る為の画はこんな風に描いて、後は個展で自分の描きたいものを描く!と言うことになるんですね。
彼はそんな仕組みの画の業界に辟易していました。ですが、生活の為にはそうせざるを得ないのが現状なのです。
大好きな画家の一人に、田中一村がいます。
彼は一旦は画壇にデビューしてそれなりに成功を収めたのですが、画壇への絶望感から奄美大島へ移ります。
「大島つむぎ」の染色のアルバイト(?)をして、お金が出来ると絵の具を買い、画を描き続けました。
誰の為でもありませんし、売るのが目的でもありません。描きたいから描いていたのです。
一村の作品の中でも「奄美大島」での作品は、結局彼の死後に評価されました。
画壇と画家、生活する為の画家・・・・・
本当に画で生計を営むのは、とても大変な事だと思います。

ところが生活に関係なく趣味で画を描いている絵描きさんでも、今度は違う意味で媚びる場合があります。
誰に媚びるという訳ではないのですが、ある程度上達すると、もうちょっとこうした方がいいかな?
色もこっちの方ががいいかも・・・構図はこっちだよなあ・・・などなど・・・・
まあこれは媚びるというより、テクニックになると思います。
画を知れば知るほど、テクニックを知れば知るほど色々な考えが頭を巡ると思います。
少しでもいい作品に仕上げようという自分に対しての「媚び」なんですね。
それが悪いとは思いませんが、ほんの少しでも画の中にそれが見えてしまうと私は幻滅してしまう場合が多いのです。

そんな事を全く無視して、描きたいものだけを描くのが今回の匠クンです。
若さです。媚びもなにもありません。
描きたいから描いている、手が動くから描いている、手にした絵の具の色がこれだったからその色を使う・・・・
そんな描き方が垣間見えるんです。
何かを描こうとして描くのではなく、筆を握ったらこうなった!という印象です。
彼の体の中のエネルギーが、画を描いているように思えます。
とても純粋でとても素直で・・・・本当に感動してしまいます。
いえ、本当は考えているのかも知れません。
こうした方がいいかも?とかいろいろ考えているかも知れません。
ただ、それが画に現れないんです。そこが彼の一番のいいところだと思います。
そんな彼の今回の作品。
少しオトナになりました。(笑)
落ち着いた静かな画もありました。
が、そこは匠クン。暴れ出すと本領発揮!!(笑)
「王様」シリーズは圧巻です。
やりたい放題です!(笑)
クロッキーの人物もやりたい放題!
ホントにこんなにやりたい放題の画を観られることは、滅多にありません。
こんなに素直で純粋な画を観てしまうと、「人に媚びないで出来るだけワガママに生きていきたい!」
と常々思っている私に、振り返るきっかけを与えてくれる彼の作品に感謝です!

来年高校を卒業して大学へ進み、彼もオトナになっていきます。
オトナにはオトナの生活や、守らなければならない事も出てきます。
嫌でも社会に媚びなければならない場合もあります。
そんな時でも画に対してだけは、自分にも観る人にも媚びないで描き続けて欲しいとつくづく思いました。
高校を卒業しても、坂口先生とは連絡を取られるそうです。
また彼の作品を観ることがきっと出来ると思います。
でも、その時も今と同じように暴れまくった素直な作品を観たいですね!

彼の個展は、みやこ町の「みどりの館」(0930-33-6565)。
残念ながら今日(13日)までなのですが、お時間がある方は是非!
特に「すっかり媚びてしまった、私のようなオトナの方」(笑)に是非観て頂きたいと思います。







王様シリーズの一つです。以前よりも色が複雑になりました。
その分、深みも出ました。











これは誰を描いたのでしょう?
なんとも不思議ですが、とても力強い作品です。
今回の作品の中で、私が一番好きな作品です。



追記 今回匠クン以外に、もう二人の作品もありました。
武末剛毅クンと西村銀志竜クンの二人です。彼らの作品も素晴らしかったです。
多分次は、この二人の個展が観られるのではないかと、内心楽しみです。

2009年12月12日

おめでとうございますぅ!!









今日はこのblogのコメント欄や写真でもおなじみ、ゆみゆみさんのお誕生日です!
わ~~~!パチッ!パチッ!パチッ!
お店の方へもご主人のkunibouと一緒に、毎週いらして下さいます。
本当に有り難うございます。
で、先日、ゆみゆみさんにもblogを書いてみないか?と打診をしました。
ご本人おっしゃるには「来年からでも・・・・」とのこと。
話題の豊富な方なので、楽しみです。
皆様も是非楽しみにしていて下さいね。

それにしてもゆみゆみさんは若いですよねえ・・・
いつもminiを、ぶっ飛ばしてますもんねえ・・・・
おまわりさんに捕まらないで下さいよぉ!!(笑)
それから若い人を見たら「吸血鬼」になるのはやめて下さいよぉ!!(笑)

今年もゆみゆみさんにとって、素晴らしい一年になりますように!!

ん?ところで、いくつになられた?(笑)
永遠の少女と言うことで?・・・・・

2009年12月8日

Googleがまたまたやりましたね!


昨日、NHKのニュースを見ていたらGoogleが音声検索を開始した!とのこと。
ニュースでは、アンドロイド携帯を使って音声検索をしていました。
ほほぉ~~~・・・凄いもんを出したなぁ・・・・
先日もGoogleがIME(インプットメソッド)を発表したり、Googlechrome(ブラウザOS)を発表したり・・・
続けざまの発表です。
で、この音声検索、iPhoneとアンドロイド携帯で使えるということで試してみました。
まずはGoogleMobileAppというアプリをiPhoneに入れます。
私は以前から入れていたので、即、使用可能でした。
設定で「音声検索」をONにします。
後はiPhoneに向かってしゃべるだけ。
アンドロイド携帯では「しゃべる」ボタンを押していましたが、iPhoneでは顔に近づけるとセンサーが働くので
普通に電話をかける感じで耳元に持っていきます。
するとピピっと鳴るので、検索したい言葉を言います。
「行橋 ラーメン屋」・・・・数秒でOKです!
「行橋 うどん屋」・・・・これもOK。
ん?食い物ばかり?(笑)
「行橋 ガソリンスタンド」・・・・
「平尾台」・・・・
「動画 猫」・・・・・YouTubeのいろんな猫が出てきます。
「小倉駅から東京駅」・・・・乗り換え検索結果が出ます。
ふぁ~~~!なんとりくつなあ・・・・
かなりの精度です。これは使えます。
今まで検索はタイピングをするのが当たり前だったのが、音声で検索出来るなんて夢のようです!
しかもiPhoneで!
ただ面倒なのが、検索結果をタップするとブラウザのsafariが立ち上げる事です。
つまり何かを検索してそのページに行くとGoogleMobileAppが終了してしまうので、立て続けに検索したいときは面倒です。
GoogleMobileAppの中にブラウザが仕込まれていれば、もっと便利になると思うのですが・・・・
でも、お勧めのアプリです!

しかし、Googleは凄いですね。
IMEも、かなり面白いみたいですね。
Mac用、win用両方出ているので、今度試してみたいと思います。
私は今ATOKを使っているのですが、Googleの場合ネット言葉や今の言葉に非常に強いそうです。
今流行の言葉や人物や一発で予測変換できるようです。
あるブロガーが試していたのですが、例えば「えこぽ」と入れたら「エコポイント」「エコポイントとは」
「エコポイント制度」とか速攻でいくつかの候補を挙げてくるそうです。
面白いのが、芸能人の名前も即変換だそうです。(笑)
「歴女」とか今ネットで飛び交っている言葉なんかにとても強いみたいです。
Googleで検索したことがある人は分かると思いますが、「もしかして」とか出ることありません?
ちょっと間違った言葉で検索しても「もしかしたらこれじゃないですか?」と教えてくれたりしますよね?
あのシステムを入れているんでしょうかねぇ?
すべての語句を入れなくても、途中で予測してくれる変換というのもホント、えらいもんです。(笑)

web専用のOS、Googlechrome、IME、音声検索、アンドロイド・・・・・
Googleはどこを目指しているんでしょうねえ?
楽しみです。

響ホールに行ってきました。


12月4日、ピアノの古賀千恵さんとバリトン歌手の横山浩平さんのジョイントリサイタルに行ってきました。
北九州に帰ってきてなかなかコンサートなどに行く機会がないのですが、一度行ってみたいと思っていたのがこの響ホールです。
北九州では一番音の良いホールだと聞いていました。
今回リサイタルを聴いてみて納得しました。
音もスコンと上に抜けて会場全体にきめ細かい音を響かせます。
ただハコが小さいのでオーケストラなどの公演は無理です。
室内楽や、今回のリサイタルのような公演にはとても適しているいいホールでした。



で、肝心のピアノの古賀千恵さんと横山浩平さんのリサイタル・・・・・
古賀千恵さんのピアノは本当に美しい弾き方で、とても良かったと思いました。
ドビュッシーの「夢」や「月の光」などはとても繊細で、彼女の弾き方にピッタリだと思いました。
でも私が一番聴きたかったのが、プロコフィエフのピアノソナタ。
これは聴いたことがない曲でした。
プロコフィエフではバレー音楽の「ロミオとジュリエット」が私の大好きな楽曲です。
あの大胆な曲の出だしや、終曲に至るまでのダイナミックさは涙なくしては聴けません。(笑)
音楽を聴いただけでバレーのシーンを思い出すくらいに、強烈な印象があります。
で、古賀千恵さんのピアノはとても繊細なのですが、いまいちプロコフィエフらしさに欠けるような気がしました。
プロコフィエフのあのダイナミックさや不快とも感じさせる音の重ね合わせは、
彼女の繊細で柔らかい弾き方では少し物足りなかったような気がします。
あともう一曲。
ショパンは、多分彼女の本領を発揮するような作曲家だと思います。
アンコールで弾いた幻想即興曲は、本当に素敵な演奏でした。
が、やはりこれもあまりショパンらしくない曲の「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」
を弾いたときもプロコフィエフと同じでした。
大胆さにどうしても欠けるような気がしてしまいました。
たとえミスタッチをしてでも、もっとガンガン弾いて欲しかったです。
繊細で柔らかい曲を弾く彼女の演奏は、本当に美しく聴衆を酔わせます。
が、大胆でダイナミックな曲になると少し物足りなく思ったのは私だけでしょうか?
4月頃にモーツアルトを北九州交響楽団と演奏なさるとのこと。
これはとても期待できるのでは?と今から楽しみにしています。
時間が合えば、必ず行きたいと思います。

バリトン歌手の横山浩平さんは、昨年の今頃にもリサイタルをなさいました。
今回は、約一年後に聴く彼の唄です。
ドイツ歌曲が得意だと仰る彼ですが、今回の一番はロッシーニの「セヴィリアの理髪師」です。
去年もリサイタルで聴いたのですが、今回は一段と艶が増したような素晴らしい歌唱でした。
演技力も出てきて聴くだけではなく、見ていても楽しい一曲でした。
昨年よりもう~~~~んと上手くなって、観客を大いに沸かせました。
ドイツ歌曲も確かにいいのですが、観客を楽しませて巻き込むほどの魅力はどうしてもないんですね。
(これは、とても私的な意見ですが・・・・・)
私のようなただの音楽好きがコンサートに行く目的は、演奏者との一体感を味わいたくて行く場合が多いのが本音です。
重いドイツ歌曲もそれなりにいいのですが、なかなか一体感には繋がりにくいような気がします。
一体感と言えば・・・・
どうしても分からない事が、一つあります。
こういうリサイタルでよくある事なのですが、日本の曲が必ず入るんですね。
私は決して日本の歌曲が嫌いではありません。今回の赤とんぼや宵待草も決して嫌いではありません。
が、私は退屈なんです。(ワガママ?(笑))
日本の歌曲は一つの音符に一つの文字しか乗りません。外国の唄は一つの音符に一つの単語が乗ります。
多分そこが私にとっては、退屈になっちゃうと思うんです。
いい唄だとは思います。でもなぜ日本の歌曲を入れるのでしょう?
聴衆が日本人だから?日本の歌曲を入れれば一体感が生まれる?
私には分かりません。他の方達は「いいなあ・・・」と思って聴いていらっしゃると思います。
でも、私は退屈なんです。(ワガママ!(笑))
耳だけではなく目でも楽しめる楽曲を、もっと沢山プログラムに入れて欲しいなあ・・・とつくづく思いました。
彼は来年から音大の大学院へ進むそうです。しかもオペラを学ぶと聞いています。
オペラを学ぶことで歌曲とは違う「演技」を勉強して欲しいと思います。
「演技」と書いてしまったらまるで役者のように思われるかも知れませんが、
私がいう「演技」とはそういうことではありません。人の痛みや悲しみ、人をいとおしむ気持ちや愛する気持ち・・・・
そんな人としての根本みたいなものを持ち合わせてこそ、聴衆を説得出来ると私は信じています。
まだ彼は若い!(笑)
もっと人を愛して、傷ついて・・・・そうして人の痛みが分かると、きっと聴衆を魅了する事が出来るでしょう。
その時はドイツ歌曲も日本の歌曲も関係なく、聴く人の心を打つ歌唱になると私は信じています。
いつか又、彼のリサイタルを聴くのを楽しみにしています。
どうか音大で、いえ東京で、いえ日本でご自分のキャパを目一杯広げてきて欲しいと思います。
そしてリサイタルの中に日本の歌曲が入っていても、どうか!退屈させないで下さいね!(笑)

追記
今回のリサイタルの感想は、私のとても個人的な考えです。
リサイタルをお聴きになった方には、そうじゃない!とお考えの方も沢山いらっしゃると思います。
でも、ここで書く事の基本は「私」です。
ワガママです。(笑)勝手です。(笑)
ご気分を損ねた方には申し訳ございません。
でも、もう一つ。
私は今回のお二人のファンになりました。(笑)
私は自分に甘い、人に厳しいいい加減な人間です。(笑)
このリサイタルにいらっしゃらなかった方・・・・・
私のこのエントリーを見て、「そうなんだぁ・・・」なんて納得しないで下さいね!!
あくまでも、個人的な意見にしか過ぎません。
でも是非!是非!お二人の演奏を、機会があったら聴いて欲しいと思います。
今回のリサイタルの間に、古賀千恵さんが仰いました。
「文化的にあまり高くない北九州でも、こうして頑張ってる演奏家がいるのを知って欲しい」と。
私も同感です。
北九州の文化レベルは、非常に低いと私は常々思っています。
でも、こうして素晴らしい音楽の体験をすると「ホントに文化レベルの高い人もいるんだなあ・・・」と、思い直します。
クラッシックを敬遠なさっている方、是非!是非!次のこのお二人の演奏はお聴き逃しなく!
心がちょっと太っちょになること、受け合います!(笑)

もいっちょ追記(笑)
「クラッシックを聴けば、文化レベルが高くなる」訳ではありません。
これ(文化レベル)に関しては一悶着ありそうなので、別の機会にエントリーしようと思います。

2009年12月3日

foucault (ふ〜こ)のお散歩

前回に引き続き、何故かふ〜こ( foucault )の話題です。

私は毎日朝晩、犬の散歩が日課です。
そんな散歩の時、時々うちの猫もくっついてきます。
先日もついてきたので、「こりゃムービーを撮ろう!」と思ってiPhoneで撮りました。
それがこれ。



で、犬のボール投げを見ている途中で、駐車場との境の金網の上に飛び乗りました。
よく見ると歩きにくくて、時々落ちそうになるんです。
これも思わずムービーに!
私の笑い声が入っていますが、そこは「ごめんなさい」ということで・・・・・




何が面白くてこんな事をするんでしょうね?
しかし大笑いさせてくれました。(笑)

2009年11月27日

なんでもない一日・・・・










ここ数日は平尾台でも暖かい日が続いていますが、ちょっと前はホントに寒かったですね。
そんな日の朝、お日様が昇るときとてもきれいだったので、iPhoneでパチリ。
シンとした空気が冷たくて、背筋がピンと伸びます。
気持ちのいい朝でした。










ちょっとぉ・・・・じゃまなんだけど・・・・
喧嘩ッぱやくて、いつも外でうろついてなかなか帰ってこない foucault でも(笑)人恋しいときがあります。
blogを書いてると、Macの上にあごを乗せて寝てしまいました。
喧嘩の怪我が多くて心配しているのを、 foucault は分かっているのでしょうかねえ?
何度、病院へ通った事か・・・・・(笑)











最近、レタスなんかの生野菜を食べるのがあまり好きではないんです。
なんかうさぎにでもなった気分で・・・・・(笑)
でも、洋メシを食べるときはやはりサラダが欲しいですねえ。
でも、レタスなんぞ食べたくない!ってんで、最近はこの柿のサラダ。
柿と白菜の芯を棒状にカットして、シーザースドレッシングでいっただきまぁす!
んまっ!











毎日、仕事中はインターネットラジオを聴いています。
お気に入りはクラッシックとフランスのラジオ局。
クラッシックは午前中。フレンチポップスは午後から聴きます。(眠気覚まし?(笑))
以前から、このネットラジオを録音出来ればいいなあ・・・・と思っていました。
そういうソフトは前からあったのですが、今回ベストなソフトを見つけました。
Snowtapeといいます。Mac用なので、Winの皆さんはごめんなさい。
で、このソフトお気に入りのラジオを聴きながら録音してくれるんですが、
それだけじゃなくて、一曲一曲バラバラにしてくれます。(曲の最初がちょっと切れるときもありますが・・・)
しかもジャケ写真付きです!(感動!)
iTunesにその曲があると「iTunesで買う」釦が出てきます。
それをクリックするとiTunesが立ち上がって、アルバムを買うことも出来るんです。
なんと、りくつなぁ〜〜〜・・・・
しかも11月29日頃までセールで、29ドル。安い!
ソフトをダウンロードしたら、ちゃんと日本語でした!
これで好きな曲は、バンバン録音しちゃうぞぉ!!

2009年11月24日

私がクラッシックにはまったワケ・・・


小さい時から音楽は大好きでした。
当時は姉や兄から影響を受けて、姉からはシャンソンやカンツォーネ、
兄からはビートルズというメチャクチャな聴き方をしていました。(笑)
例えばシャンソンならダニエル・ビダル、フランス・ギャル、シルビー・バルタン等を
良く聞いていました。
カンツォーネならジリオラ・チンクェッティやボビー・ソロ・・・・
兄の方からはビートルズを初めとして、アニマルズ、ローリング・ストーンズ・・・・
きりがないくらいに当時のグループサウンズは凄かったですねえ・・・・
私が18で東京に行くとき荷物はすべて送りましたが、
ビートルズとサイモンとガーファンクル、アダモのレコードだけは手で持ったくらいです。(笑)
その後も、いろんなジャンルの音楽も聴くようになりました。
ジャズも勿論、アメリカ・イギリスのポップ系、ポルトガルのファド・・・・
その後ユーロビートの元になる、ドナ・サマーで毎晩ディスコに通い続けました。(笑)
そんなディスコ通いをメチャ楽しんでいるときに、友人から「クラッシック聴きに行かない?」との誘いが・・・・
クラッシックぅ????んな、退屈そうな・・・・
が、まず第一の印象でした。(多分、皆さんもそう思われるでしょう?)
それまで映画は好きだったので、映画に使われたクラッシック音楽のレコードは持っていました。
でも、クラッシックを生で聴いたことも、最後まで聴いたこともありません。
きっと退屈に決まっています。超偏見です。(笑)
で、なあんとなく・・・・・とりあえず「行ってみっか・・・」(笑)
場所は、東京上野の東京文化会館。東京都交響楽団の演奏で、指揮は朝比奈隆さん。曲はシベリウスのフィンランディア。
初めて聴くクラッシックでしたが、なんと退屈どころか本当に感動しました。
涙が出るほど美しい旋律に、酔いしれました。
クラッシックってつまんないとか、退屈とかの考えがいっぺんで吹き飛びました。
それから沢山のコンサートに行きました。
中でもニューヨークフィルが日本に来たときに聴いた、ショスタコービッチの「革命」は体が震えるほどの感動でした。
指揮はバーンスタイン。
本当に本当に凄い演奏で、途中から涙が止まりません。
公演が終わった後、みんなで食事をしたのですが、その時も胸がいっぱいになって
しゃべることも出来ないし食べることも出来ないくらいでした。
(その後お腹がすいたのは、言うまでもありません・・・(笑))
この時の演奏は「名演」となって、未だに語りぐさになっています。
クラッシック音楽の凄さが分かりました。
それまで映画が大好きで良い映画を見ると涙を流したり、感動したりしていました。
でも、音楽は視覚的なものがありません。
ただオーケストラと指揮者が壇上で音楽を奏でるだけです。それでも涙が出るほどに感動します。
視覚的な要素がないのに、人をこれだけ感動させる事の出来るクラッシックにどんどんはまっていきました。
でも、オペラは別でした。(笑)
やはり「退屈」なイメージが、ぬぐい去れなかったんです。
友人から「今度はオペラに行かない?」と言われた時、やっぱり躊躇しました。
でも、とりあえず「行ってみっか・・・」(笑)
演目は「椿姫」。藤原歌劇団です。主役の二人は日本人ではありませんでした。(覚えていません(笑))
でも、その声の凄さに圧倒されたんです。
人間の声ってこんなに出るわけ?普通の人がこの声を出したら「叫び声」にしかならないのに、
美しい旋律に乗ると何とも言い難い感動です。
やはりいっぺんで、オペラに対する偏見がなくなりました。
その後、やはり沢山のオペラを観ました。海外からの引っ越し公演も沢山観ました。
どれも素晴らしい公演でした。
オペラは視覚的要素も入ります。最初に観たのが「椿姫」だったのが良かったんでしょうね。
その後にオペラの歌手でもあるエディタ・グルベローバという女性が日本でリサイタルをやりました。
サントリーホールで、オーケストラがバックです。
これはオペラとは違って、オペラの名曲を歌うだけです。
彼女は、今世紀最後のコロラチューラの歌い手と言われていました。
が、私はあまりコロラチューラが好きではなかったんです。
マリア・カラスのようにドラマティックに歌う歌手の方が好きだったんです。
ところが、これも偏見でした。
エディタ・グルベローバが歌い始めると耳に圧力がかかるんです。
鼓膜がぎゅっ!と押される感じがします。
遠くの方のガラスか何かがグルベローヴァの音波によって、ジジジジ・・・・・と音が聞こえるほどです。
コロラチューラはもっとカワイイ感じだと思っていたのは、大間違いでした。
一つの音程の狂いのない完璧な、迫力のある、しかも張りのある強い声で歌うグルベローヴァがいっぺんで大好きになりました。
こうして私はクラッシックにはまっていきました。
でも、クラッシック一辺倒ではありません。
最近iTunesで購入したお気に入りで、毎日聴いているのはmicroです。
あのデフ・テックの片割れですね。詞もメロディーもアレンジも、とてもいいんです。
大好きなアーティストです。
でもその反面、先日ブラームスのピアノ四重奏も購入しました。
大好きな曲でCDも持っているのですが、他の演奏も聴きたくて買いました。
私の音楽ジャンルはメチャクチャです。(笑)
でも、偏見を持たないで「これいいなあ・・・・」と思ったものを聴くと、こうなっちゃうんですね。
友人に勧められてオペラやクラッシックへの偏見が取れて、本当に良かったと思います。
人は色々な事に偏見を持ってしまいがちです。
でも、その偏見を取ったときから、人生観が広がると思います。
今でも車をドライブするときにも、iPhoneの中の音楽はメチャクチャです。(笑)
オペラを聴きながら運転したり、microを聴きながらだったり・・・・
つまんない事にこだわらない、いいものはいい!と受け入れる体制をこれからも持ち続けていきたいですね。

micro
Micro - MAX OUT

Brahms
Tak?cs Quartet - Brahms: String Quartet Op. 51, No. 2 & Piano Quintet, Op. 34

さっぶ~~!!

平尾台、昨日の朝の気温は0.3度!
1度なかったんですよぉ!!
もうちょっとで、氷点下でした!
そんな中、24日に甥っ子の結婚の小さなパーティをやる予定でした。
「結婚式は挙げないで、籍だけ入れる」と言っていた甥っ子です。
お嫁さんになるコもなかなか可愛く、私も気に入りました。
で、式は挙げなくてもいいけど、なんらかの形でお祝いはしたいねって事で、
luóbo でやろう!と言うことになりました。
18日と19日は東京、21・22・23日と今年最後の連休で当然お店です。
その翌日に・・・・・うぅ~~ん・・・・ハードやなあ・・・とは思いましたが、まあおめでたいこと。
やるっきゃない!と意気込んでいました。
ところが21日になって、急に嫁になる彼女の具合が悪くなり「医者に行っている」と甥っ子からの電話。
どうやら風邪のようだ・・・ってんでよくよく調べたらブタ(新型インフル)でした!(笑)
先月も別の甥っ子の嫁が今ご懐妊中で、「腹帯を締めるお祝い」なんつぅのをやろうとしたとき
嫁の実家の子供がブタにかかり、それも延期になりました。
おめでたい日にブタで延期というのは、今回で二度目になってしまいました。
ブタにかかったとしても、2・3日熱が出てその後は治まるらしいので、
普通のインフルエンザとあまり変わらないとは思いますが、人に移すのはやばいですからねえ・・・・
延期も当然と言えば当然です。
まだまだブタには縁がないと思っていたのですが、ここまでくるといつ自分に降りかかってくるか分からなくなりましたねえ。
ただ年食ったオヤジやオバンにはうつりにくいという話もあったのですが、本当なんでしょうかねえ?
それならば、私は大丈夫!ですね。(笑)
ホント、ブタがとても身近になりました。
どうぞ、皆さんもお気を付け下さい!
しかし・・・・
ブタよりももっと危ないと言われている「鳥」はどうなったんでしょうかねえ?
ブタに話題をさらわれてる間に凄い勢いで蔓延してたら、もっと怖い!

おかげで今日はフリーになったので、遊ぼうかとも思いましたが、さすが serai 。
仕事です!(笑)










それにしても、このマスクはしたくない!(笑)

パーティ!

先日、なんとも嬉しいパーティに招かれました。
場所はご近所のピアニストの「なかぴー」さん宅です。
基本の趣旨は先日の坂口さんのご主人の「個展お疲れ様!」パーティです。
お料理の担当は、ゆみゆみさんとなかぴーのお二人。
そう、私は料理の担当から外されたのです!!
つまり私は、お料理を頂きに行くだけなんですぅ!!!
なんと嬉しい事でしょう!!(笑)
北九州に越してきてから、初めての事でした。
金沢に住んでいたときも、人を招いてよくパーティをしました。
殆どが招く側でしたが、そんな中でも私が料理を担当しないときもありました。
keiko や他の人がうちで料理を作ってくれて、私は食べるだけのいい思いをしたこともありました。(笑)
鎌倉にいたときは、kazuko女史やその弟さんご夫婦によく招かれました。
「招かれる」というような大げさなものではなく、
「晩ご飯食べに来ない?」みたいなとてもリラックス出来るパーティです。
美味しいお料理を頂きながら冗談を言ったり、時にはまじめな話なんかも出たり・・・・
とても充実した楽しい時間でした。
こっちに越してきてからも、年に数回ですがちっちゃなパーティは開いていました。
でもどなたかにお呼ばれされたことは、一度もなかったんです。
義姉に「ご飯食べに来ない?」なんて事を言われたこともないし、
ましてよそ様のお家に呼ばれることなんてあり得ませんでした。
なぜなら私にはまだこちらで友人と言える人がいなかったんですね。
それが今回初めてご招待を受けて、本当に!本当に嬉しかったんです。
やっと友達が出来た・・・・って気持ちです。
へんな書き方かも知れませんが、私は一人でも生きていける強い人間だと自負しています。
でも、友達が財産だとも思っています。
一人ででも生きていける人間ですが、友達がいるともっともっと楽しい事が沢山あるんですよね。
自分の考えと違う考え方を持った人からお話を聞いたりすると、とても勉強になります。
なが〜〜〜い付き合いの友達は、ヘタをすると「読めて」しまいます。
それが「楽」だったりするのですが・・・・
やはり「新しい友達」というのも、とても新鮮で嬉しい限りです。
luóbo を始めて4年半。
最初はお客様だった(今でも luóbo では大事なお客様ですが)kunibouご夫婦や坂口さんご夫婦、
そしてホントにご近所なのに何故か今まで近いお付き合いのなかった、なかぴーご夫妻・・・・
お店にいらっしゃるときは大事なお客様ですが、外でお会いするときは友達です。
luóbo をやったおかげで、私にとってとても大事な「友達」が出来たことが本当に良かったと思いました。
昔からの友達も大事ですが、こうして新しく友達の輪を増やしていくのもとても嬉しいことです。
これからも luóbo を介して、もっともっと沢山の方達とお友達になりたいと思います。
今度は luóbo でパーティをやります!
その時は、是非皆さん参加して下さいね!

ちなみに先日のお料理。
ゆみゆみさんはおでん、水餃子、デザートの絶品プリン!!
なかぴーはイタ飯風のイカとアボカドの炒め物、大根と里芋をオーブンで焼いたもの等々・・・・
本当に美味しいお料理でした。
どうして人様が作ったものは、あんなに美味しく頂けるんでしょうね?(笑)










坂口さんの画の鑑賞会にもなりました!
ゆみゆみさんはお母さんみたいです!(カワイイ!)










坂口さんご夫妻、kunibouです。

2009年11月20日

ひさびさiPhoneネタです。

とうとうiPhoneのアプリの数が10万を超えました。
凄いですねえ。
最近の自分的ヒットではセカイカメラやPhotoAR、Layer、NearestWiki・・・・
拡張現実ソフトです。
これはカメラを立ち上げて、周りを見回すとお店や建物などの「エア・タグ」を見る事が出来るソフトです。
iPhoneの位置情報とコンパスを利用して、自分が立っている位置からみてどっち方向になにがある・・
というのが分かるんですね。
例えば街中でソフトを立ち上げて見ると、駅がどっちにあるのか矢印で方向を示してくれたり、
一番近いコンビニはどっち方向にどれくらい行ったところにあるか?とかを見る事が出来ます。
NearestWikiというソフトは、例えばここ平尾台でソフトを立ち上げると周りの市や町が表示されます。
行橋とか苅田とか中間とか・・・
で、例えば行橋をタップするとWikiが立ち上がって、行橋の人口や面積やいろんな情報を見る事ができます。
Wikiと連動しているということは、Wikiに載っているものならばすべて出るということなんですね。
例えば姫路城にカメラを向けると、いつ誰が築城したとか・・・・つまりWikiに載っているものがすべて見られるのです。
とても便利なアプリだと思います。
このAR(エア・タグ)というのは今後もっともっと便利になってくると思います。
セカイカメラの良いところは、タグを自分で付けることが出来るんですね。
例えば、東京で美味しいお店に入って、とても気に入ったらそのお店の前でタグを作ります。
「このお店のこの料理はとっても美味しいし、安いし、おね~ちゃんも親切!」とか・・・・
で、そのタグはその場所に留まります。
そうしておくと、他の人がそれを見る事が出来るようになります。
つまり街を歩いていて気になったお店があったら、セカイカメラを取りあえず立ち上げる。
で、そのお店にカメラを向けると内容が分かるようになるんです。
これは私たちお客側からみてみんなの評価を見る事が出来るのでとてもいいのですが、
逆にお店側からも発信出来ます。
例えばお店にカメラを向けると「今日のランチはこれです!」とか、「今日のお勧めはこれ!」とか
「今のタイムセールの商品はこれ!」とか・・・・・
例えば車でドライブ中に例えば国道とか走っていて、「なんか食べたいねえ・・・」とか思ったとき
車の中からアプリを立ち上げてカメラを見れば、いろんな情報を見ることが出来るようになるんです。
「あそこはトンカツ屋かぁ・・・」とか「向こうのお店は何?」とか、遠くからでも調べることが出来るんです。
まあ、私は食いしんぼなので食べることばかり書いてますが、(笑)
このエア・タグの使い方はいろんな事に使えるので、今後ますます発展していくと思います。












これが「NearestWiki」です。アプリを立ち上げるとカメラが自動で立ち上がります。
そこに近くの情報が浮かびます。見えているのは「行橋市」。
これをタップすると、Wikiが立ち上がって行橋市の情報を見ることが出来ます。

で、最近のお気に入りが「TRAVATAR」です。
お気に入りのアバターを選んで「旅に出す」アプリです。
旅に出させて、iPhoneやTouchにこのアプリを入れてる全然知らない人と「すれ違う」だけです。
だからなんよ?(笑)
そうなんですねえ・・・・
でも旅に出させた私のアバターが、誰とどこでそして何人の人とすれ違った・・・・なんてのが分かるんです。
iPhoneを手にしたら、ちょっとそのアプリをつい立ち上げてみたくなる・・・・んですよねえ・・・(笑)
今頃どこにいるのか?誰とすれ違ったのか?どのくらいの距離を移動してるのか?とか・・・・
子供を旅に出させた気分で、気になっちゃって・・・・(笑)
以前パソコのメールソフトで、ポストペットというのがありましたよね。
同じソフトを入れてる人に「モモ」にメールを持って行ってもらうと、相手に接待されたり、
お土産を頂いて帰ってきたり・・・・
そんなソフトでしたが、そのポストペットのモモを自分の好きなアバターにして、気ままな旅に出させるというものです。
すれ違うのは勿論知らない人たちですが、ちょっとしたコメントを見ることも出来ます。
気に入ったら「お友達」になっちゃって、その別のアバターの旅の経過を見ることも出来ます。
なんでもないホントにどうでもいいアプリなんですけど、なんか気になっちゃうんですね。
で、一旦旅に出させると30日は帰ってきません。
どんなふうに帰ってくるのかも、確かめたいんですねえ・・・(笑)
つまりこのアプリ、30日間は多分毎日立ち上げて自分のアバターの心配をしてしまうでしょう・・・・・(笑)
さてさて最後はどうなる事やら・・・・・
で、昨日 keiko は羽田でこのアプリを入れ、羽田から旅立たせました。
そんな場合、30日後に金沢の keiko の元に戻るのでしょうかねえ?
それも心配です。(笑)















こちらは「TRAVATER」。私のアバターの今いる場所です。
八幡西区辺りをうろついているようです。(笑)














私のアバター情報です。
すれ違ったのが65回、距離が85キロ、あと23日で帰ってきます。














こちらは人様のアバター。ゲストルームでお休みしてます。
芸能情報なども教えてくれます。(笑)


最後にお見せしたいのが、iPhoneを使った「絵本」です。
日本の会社が作ったものですが、本当に面白いと思います。
こういう優れたアプリも、どんどん出てくるようになりました。
私も甥っ子に子供が生まれたら、この「絵本」で遊んであげようかと思っています。
あっ!その前に「ガラガラ」の方が必要ですね!(勿論、iPhone用のガラガラもありますよぉ!)
まだまだどんどん広がりそうな、iPhoneのアプリの世界でした。

2009年11月14日

Happy Birthday !



早いもので、一年前にこのブログでUPして、ひと盛り上がり(笑)したのが、
ついこの前に思えますね〜!
そうです、今日はhanssのお誕生日。おめでとうございます〜!
今日は、luoboの営業日。
きっと、忙しいながらも、みなさんで賑やかに過ごしていらっしゃることでしょう(笑)。
今年も、hanssにとって、面白いこと、うれしいことが、沢山ありますように!

2009年11月10日

よろしくお願いします!(m_m)








この luóbo のblogには「コメント欄」があります。
今までどなたでも書き込みが出来るようにしていました。
所が最近このコメント欄に、訳の分からんコメントが入るようになりました。
スパムコメントです。しかも7月のエントリーに対してだけなんです。
最初はいちいち削除していたのですが、ちょっと面倒になりまして・・・・・(笑)
で、コメントをアップする際に、確認用の文字を入力して頂くことになりました。
一手間かかってしまいますが、どうぞよろしくお願い致します。

それと、どうぞ皆さん!コメントをどんどんアップして下さい。
ご覧になって下さってる方は多いのですが、まだまだコメントを残して下さる方が少ないのが現状です。
なんでも構いません。一言でも構いません。
お叱りのコメントも大歓迎です。(ちょっと辛いですが・・・(笑))
それもこれも luóbo をよりよくしたいのと、 luóbo をもっともっと解放したいという思いがあるからなんです。
お店とお客様という考えよりも、 luóbo をコミュニケーションの場として利用して頂きたいと思っています。
お店もそうですが、このblogもそうしたいと思っています。

ず〜〜と昔の話なんですけど、私がパソコンを始めたときにニフティというパソコン通信サービスがありました。
その中で「フォーラム」というコミュニティがありました。
私もあるフォーラムに入っていて、時々はアップしていました。
そんな時私は金沢に引っ越すことになり、一旦フォーラムから離れてしまいました。
金沢に住み始めたのはいいのですが、友達もいません。家に帰ってもひとりです。
なんかどんどん落ち込んでいきそうになりました。
そんな時フォーラムのメンバーの一人がメールをくれました。
「金沢に越すって言ってたけど、どうしました?」という金沢在住の方からのメールでした。
飛びつきました!(笑)で、その方がメンバーを集めて我が家でBBQをやろう!ということになりました。
俗に言うオフ会です。所が私は、そのメンバーに会ったことは一度もなかったんです。
う〜〜〜ん、ちょっとぉ・・・・
なんて思ったんですけど、話がとんとん拍子で運んでしまい、結局やることになりました。
でもその後の金沢での生活が変わりました。
楽しい毎日が過ごせたのです。
未だにあのときの事は忘れられません。本当に皆さんに助けられました。
昨今、インターネットを悪用されることも多々あります。
このblogも当然インターネット上で運営していますが、 luóbo は実在するお店でもあります。
どうぞ皆さん、安心してこのちっちゃなコミュニティにご参加下さい!
そしていつか「オフ会」をやりたいと思います。
人と人との繋がりが、私は大好きです。そこから何かが生まれてくることも、とても楽しみです。

私と keiko には、コメントが入るとメールが来るようになっています。
で、出来るだけ早くお返事を書くのですが、これが皆さんには分かりづらいと思います。
一つ一つエントリーを見ていくと下の方にコメントが付いてくるので分かるのですが、
トップページから入ったら、ずら〜〜っとエントリーが並んで、
下の方にちっちゃく「コメント」と出るだけなんですね。
分かりにくいとは思いますし、今日からは確認用の文字も入力しなければなりません。
面倒だとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。(m_m)

2009年11月8日

母がボケた!?

御年87歳(だと思う・・・・(笑))。まあ、いつお迎えが来ても大丈夫な年なんですけど(笑)、
ここ数年は「自分史」なるものに夢中になって、頭はとてもしっかりしています。
夕方になるとちゃんと散歩もしますし、食べる量は減りましたがちゃんと食べます。
放つ言葉にもトゲも毒もしっかりとあって、まだまだへたっていません。(笑)
そんな母が先週くらいからちょっと体調を壊したらしく、寝たり起きたりしていました。
そんな時義姉が、「母さんがねえ・・・部屋にいるときに、民謡やら昔の音楽が聞こえるって言うんよ・・・・」
で、義姉を部屋に連れて行き「ほら、聞こえるでしょう?」なんて言い出したそうなんです。
勿論、義姉の耳には、なあんにも聞こえません。(笑)
こりゃ、まあ、とうとうボケが始まったか!なんぞ思いましたが、話を聞いてる分にはなんともありません。
十分、トゲも毒もあります。(笑)
ただ、夜眠れないとかは何日もあったようです。
そうこうするうちにまた具合が悪くなり、お医者様に来てもらうことになりました。
お医者様の仰ったこと。
「出来るだけ外に出るようにして下さい。日の光に当たらないとダメです。」
そう、母の部屋はまるで座敷牢のように暗いんです。
そこで一日中「自分史」に取り組んでいるんです。
そりゃ、あんた!だめだわ!やっぱ外に出て日の光を浴びないと!!!
カルシューム不足にもなって怒りっぽくなるし、疲れやすくなるし・・・・・
おまけに体内時計も狂って来るし・・・・だから眠れない・・・・
だから一日体がだるい、だから食欲もなくなる・・・・
そのうち歩けなくなるし、幻覚でも見るようになるよ!

ふ~~~~ん、そうなんだぁ・・・・(笑)
お医者様の仰るように日に当たらない所で一日過ごしたら、私だっておかしくなりそうです。
まして人と話もしないで昔の事を思い出しながら暗い部屋で一日中過ごしてたら、
そりゃ懐かしのメロディーも頭の中をぐるぐる回りそうな・・・・・(笑)
たった日の光に当たらないだけで、こんなになっちゃうんですね。
人間の体って不思議ですねえ。
というか、お日さんの威力が凄いってことなんですねえ・・・・
今回の母のボケの薬は「お日さん!」でした。

という結果になりまして・・・・・
兄が早速母の部屋の反対側の「日の良く当たる方に母の書斎を造ろう!」(笑)
まあ、そうなると早いのが serai 家の特徴。
その日のうちにプレハブを見に行って、夕方にはクレーンで買いに行き、その日のうちに設置。
なんとも素早い!!(笑)
で、私も何かお助けを!ってんで、プレハブに敷くカーペットをネットで即注文。
即支払い、翌日商品到着!!(笑)
カーテンとカーテンレールも買って、昨日までにすべてが揃いました。
話が出て、わずか三日間の出来事です。(笑)
で、実はこれからが serai 家の悪いところで、これからが長くなりそうなんですけどね。(笑)
新しいプレハブは日当たりが良すぎて、義姉が「今度は、のぼせるんじゃない?」(笑)
まあ、そうは言っても、座敷牢よりもましでしょう・・・・(笑)

さてさて、カーペットを敷いて、カーテンが掛かって机やイスなどがちゃんと入るのはいつになるんでしょう?
早く仕上げて、母のボケを治してあげたいものです。(笑)
まあ、あまり口からトカゲやヘビが出てくるのも、なんですけどね・・・(笑)


クレーン車で運んできて・・・・・


即、設置・・・・・

で、今朝見たらなんと!カーペットも敷いている!
ってんで、今日は朝からばさまの書斎の引っ越し!

まあ、日の光いっぱいの部屋で時々は昼寝でもしながら、のんびりしてもらいましょう・・・・

2009年11月3日

秋の模様!

すっかり寒くなりましたね〜!keikoです。
今日は金沢より秋の景色を少しだけ紹介しますね!

一昨日の日曜に、とても久しぶりに「石川県立博物館」へ行ってきました。
金沢の中心地、兼六園にほど近い、本多の森公園の中にあります。
赤煉瓦の雰囲気のある建物は、もとは陸軍の倉庫だったとか。
綺麗に修復、復元されて今は博物館になっています。


紅葉も相まって、良い感じです(笑)。
建物の中も、レトロな仕様になっており、、
ちょっと小綺麗に作りすぎの感もありますが(笑)

久々に、ここを訪れたのは、展覧会を覧るためです。
「本願寺展」
京都の本願寺が所蔵している、仏教にまつわる書物や、豪華な襖絵など、
美術品を展示しています。
石川県は、もともと真宗王国と呼ばれるほど、浄土真宗の盛んな土地柄。
前田利家が加賀に入城するまでは、百姓の持ちたる国が100年も続いたのだとか。
親鸞や蓮如などの、直筆の書物が展示されており、どこぞのおばあちゃんは
その前で、「なんまいだ〜」などといった感じ(笑)。
わたしも運転手として、うちの老爺と老婆のお供をした訳ですが(笑)、
平均年齢が高い割りに、熱気あふれる?会場でした。

それよりも?!(笑)、この日一番感動したのが、これ!

この天然の迷彩柄!すごくないですか?
多分プラタナスだと思いますが、何気ない街路樹の
この完璧な色と模様!
紅葉の葉っぱよりも、この幹に目がくぎ付けでした!(笑)

2009年10月30日

個展に行ってきました。

9月のシルバーウィークに5日間で6回来てくださった、坂口さんのご主人の個展です。
実は坂口さんのご主人は学校の美術の先生でもありますが、画家でもあります。

私は写実的な画はあまり好きではありません。(嫌いではないのですが・・・・)
現代的な抽象画の方が好きです。
写実的な画は、描く対象物が必ずありますよね。
でも、抽象画は対象物が必ずあるとは限りません。(ある場合もありますが。)
何かモノを見て描くのではなく、心や頭の中にわき出したものを描くのが抽象画だと思っています。
また対象物があったとしても、それをそのまま描くのではなく、
一旦画家の頭の中に入れたものを、画家の心を通して描いていると思っています。
つまり私は一枚の画を見て、画家の心や頭の中を覗いていることになるんです。
何が描かれているのか?ではなく、その画から出てくる画家のエネルギーや心象を受け取ることが私の画の見方でもあります。
そういう素敵な画を見ることで、自分にもそれを反映させます。
エネルギッシュな画を見ると、こっちもエネルギッシュになるような気がしますし、
静かな佇まいの画を見ると、見ている方の気持ちも穏やかになってくるような・・・・
そこが抽象画の好きな所でもあります。
写実的な画にも決してそれがないわけではありませんが、
それよりも先に「観て綺麗!」という事の方が先に立ってしまいがちです。
画家の心象やエネルギーを受け止めやすいのが、私にとっては抽象画なのです。

今回の個展は、まず会場に入って驚きます。
坂口さんから聞いてはいたものの、その数500点以上の作品が所狭しと並んでいます。
階段の横、裏側、喫茶の壁・・・・ありとあらゆるところに飾られています。
とても面白い企画です。
ご本人は「1000点飾りたい」と仰っていたのですが、500数十点で収まったようです。(笑)
内容は、お若いときからの作品から現在まで。
沢山の作品で、その遍歴を垣間見ることが出来ます。
若いときのエネルギッシュな画、シュールな画の連作も素晴らしい画でした。
北海道にいらしたときの風景画は水彩でしょうか?とても静かですが、力強さも感じます。
文字のような画はいつ頃なのでしょう?梵字のようなとても不思議な画ですが、凛としています。
そして多分最近の画だと思いますが、段ボールに描いた作品群。
段ボールの段々が、とても良い効果を出しています。
素朴に見えるのですが何か叫びのような、心から湧き出たものをとても素直に描いているようで素晴らしい作品でした。
以前他の方のグループ展に行ったときも描きましたが、 luóbo のお客様だから良く書くということは私は決してしません。
もしつまらない個展を観たら、ここでは絶対に載せません。
それほど、私は坂口さんの作品が大好きです。
よく抽象画は分からない・・・・と仰る方がいますが、私は画は観るものではなく感じるものだと思っています。
どう感じるかは、それぞれ違うのは当たり前だと思います。
でも、最初に書いたように抽象画には観るだけではない、自分に跳ね返って来る感動があるんです。
抽象画は分からない・・・・などと仰らずに、是非感じて欲しいと思います。
それが画、いえ芸術全般に言える事だと私は思います。
観る側がどう感じようといいと思います。
描いた人がどんな気持ちで描いたのかも、知る必要はないと思っています。
それよりも何よりも画を観た自分がどう感じるか?の方が大切な事だと思います。
今日、私は沢山のエネルギーを頂きました。
そして、その後の一日が満足感でいっぱいでした。
坂口さん!素晴らしい作品を観させて頂いて有り難うございます。
しばらくはこの満足感が続くでしょう。
つまらないテレビを見るくらいなら、坂口さんの作品を思い出した方が私にとってとても楽しい事ですから!

11月8日まで開催されています。
場所はみやこ町豊津の「みどりの館」(0930-33-6565)11:00〜18:00。
11月2日はお休みです。


みどりの館の入り口でも、作品が迎えてくれます。


展示会場です。圧倒的な作品の量にまずはびっくり!


梵字のような画のコーナーです。凄い!!の一言しか出ません。


沢山沢山ある作品の中で、私がひっくり返ったのがこの猫。
ささっと描いた猫の後ろ姿の、なんと気品のあること!
この絵を観て、なんてうまい画なんだろう!(わたしなんぞが言えるものでもありませんが・・・・)
などとついぞ思ってしまいました。失礼しました!

2009年10月27日

北京ダック!

毎月定例の「東京晩ご飯」・・・・・(笑)
毎回毎回、色々なところに連れて行ってもらえます。
(東京での「晩ご飯ツアー」の企画は、 keiko の友人の sonomi さん。serai は黙って食べる人。(笑))
今までハズレは一度もありません。
ちなみに彼女の本業は旅行会社。
成田発の海外旅行に行こうかな・・・・なんて思ってる人は是非!
いい企画を出してくれるかもしれませんよ!
例えば、「世界B級グルメツアー」とか・・・・・(笑)

今回は新宿の伊勢丹のお向かいにある中華料理。
中国茶房8」(8がなんなのか分からないんですけど・・・・)
で、なんとメニューの数は200種類を超えるとか!
んもぉ〜〜〜、見てるだけでお腹いっぱいになりそうなくらい。
しかも一皿100円とか200円、300円・・・・・・・(勿論、もうちょっと高いものもあります。)
なんじゃぁ〜〜?これ?
特にお勧めは北京ダック。
まあ、300円ではありませんけど・・・・(笑)
出来上がったら、テーブルの横でダックをさばいてくれます。
こういうサービスも嬉しいですね。
お味の方は・・・・・
中にはちょっと濃いめの味もありましたが、それはそれなりに美味しいですし、
これはちょっと・・・・なんて思ったものはありません。
それなりに、みんな美味しいんですよ!
水餃子なんて、どれもこれも美味しい!
一番だったのはただのエビの塩ゆで。シンプルで美味しかった!
この値段でこの味。で、何よりも出てくるのが早いし、サービスはいい。
なんか高級な中華料理に行くことが、無駄なように思えるくらい。
いったいどれだけ食べたか分からないくらい食べて、
紹興酒も何本飲んだか分からないくらい飲んで、最終的に一人4000円弱。
激安!
あるんですねえ・・・こんなお店が・・・・・

で、話変わって、実は私は行橋によく飲みに行きます。
なんでか?って言うと、はずれがないんですね。
どのお店もそれなりに美味しくて安くて、気持ちがいいんです。
で、行橋が大好きなんですけど、そんなお店の一つに「あづまや」さんという居酒屋があります。
お店は狭い路地を入っていったところにあって、まるで料亭に入るような気分です。
お店の中もとても綺麗で、清潔です。
しかも看板もなにもないので、どこがお店かも分からないような場所です。
で、メニューを見ると・・・・・
そう、100円、200円、300円なんです!!
一番高いものでも、ラーメンか何かが450円だったと思います。
信じられない値段でした。
これを真似して、luóbo のnightをスタートしたくらいです。
(nightも最初は一品ずつ値段を書いていました。100円、200円、300円です。
でも、こっちも酔っぱらってしまって面倒になって、最終的に飲み食い放題1000円になりました。(笑))
本当にこの100円メニューを見たときに驚いてしまって、
こんな値段でやっていけるのかなあ?なんて余計な心配までしたくらいです。(笑)
でも、お客は常に満員。予約をしないと入れません。
薄利多売でやっていけるんでしょうけど、それにプラスしてサービスの良さもあります。
料亭のようなお店の雰囲気もステキです。
本当にいいお店だと思います。
そして今回の新宿の「中華茶房」。
都会のど真ん中で100円メニュー・・・・
これにも驚きました。なにせ新宿でお店を出すなんてこと自体が大変な事だと思うし、
家賃、人件費や光熱費は莫大な金額になると思います。
薄利多売で安くやったとしても、お客さんは来ませんよね?
美味しくないと来ないし、サービスが悪かったら来ませんよね?
高くて美味しい、サービスもいいのは当たり前。
安くても美味しくて、サービスのいい、こんなお店が東京にも出来るようになったんだなあ・・・・
とつくづく思いました。
新宿に行ったら、絶対お勧めの中華料理屋さんです。
行橋の「あづまや」さんも超お勧めですが、これ以上お客さんが増えてしまったら
困っちゃうので場所は教えたくありません。(笑)
いずれ行橋の「ご飯どころ」を、違うHPで作りたいと思っています。
その時に、お教えします!(笑)


今回頂いた紹興酒。昔鎌倉に住んでいるときに葉山の中華料理屋で飲みました。
その時、一本4000円位したような気がします。このお店では安い!(と思う・・・(笑))


全部で10品以上注文したと思いますが、一番のお気に入りのエビの塩ゆで。
さっぱりしてて、美味しかった!


北京ダックをテーブルの横でさばいてくれます。
これもサービスの一つですよね。


実はこの日は sonomi さんのBirthday!!
おめでとう!!!パチッ!パチッ!パチッ!
当然、お年は聞きませんが・・・・
それよりも顔出して良かった?モザイクを入れた方が良かった?・・・・(笑)

2009年10月20日

ありがとうございました!!m(__)m



本当に寒くなりました。
いつぞやの、平尾台の朝の気温は6度!!
夜もめっきり寒くなってきて、ストーブをつけることもしばしば・・・・・・
そんなこんなで、昨年から始めた 「luóbo night」。
「梅雨明けからストーブまで」という期間限定で、土曜日の夜もお店をオープンしてきました。
こんな平尾台の田舎に夜お客さんなんて来ないとは思うけど・・・・・
なんて思いながらスタートした昨年。
1日だけお客さんのいない日がありましたが、それ以外は毎週どなたかいらして下さいました。
そして今年は7月25日からスタート。
なんとまだ梅雨明けもしていなかったんですねえ・・・・
9月のシルバーウィークの週末はお休みを頂いて四国へ行ったので、その週の土曜日はnightもお休みしました。
その次の週も実は風邪で寝込んでしまい、休まざるを得ない状態になってしまいました。
(ご予約を頂いた皆さん、申し訳ございませんでした。)
それ以外の土曜日は、本当に皆さんよくこんな田舎にまでいらして下さいました。
失礼ながら、このblog上でお礼を申し上げます。m(__)m

nightのコンセプトはいつもいらして下さるお客様に、いつもと違うメニューをお出しして楽しんで頂こう・・・
というコンセプトです。
音楽も昼間はクラッシックですが、nightはJazzです。(オトナでしょう?(笑))
メニューは、殆ど居酒屋です。(笑)
でもせっかくだから、こちらではなかなか食べることの出来ないものを用意しよう!と。
一番のお勧めは魚の干物でした。
新潟の「のどぐろ」、福島の「めひかり」、金沢の「くにゃら」、北海道の「いかなご」「氷下魚」・・・・
どれも美味しい干物です。
そして keiko から送ってもらう、金沢の食材。
「金時草」や「ひろず」、「加賀麩」、「白山堅豆腐」、「太きゅうり」・・・・
ここ2週間は「まこもたけ」もお出ししています。
ご存じですか?金沢の人だったら多分どれも知っているものですが、こっちではありません。
洋メニューはタコス、スペアリブのコーラ煮、ラザニア、カプレーゼ・・・・・
この洋メニューは殆ど自分が食べたいモノで(笑)、その辺のお店ではなかなか食べられないんですよね。
イタリアンに行けばラザニア、カプレーゼを食べられますが、
タコスも食べたい!となるとメキシカンになっちゃいますもんね。(笑)
料金は食べ放題、飲み放題で、1000円!(笑)
みなさん気の毒に思われて、なにかしら持ってきて下さいました。(笑)
(来年はひょっとして、値上げするかも知れませんが・・・・(笑))
カウンターだけなので5名様限定ですし、お出しできるメニューもそんなに沢山出来ません。
でも、皆さんホントによくいらして下さいました。
自分も飲んでいるのですっかりほろ酔いになって、ろれつが回らないことも!(笑)
お客様がつぶれるか、私がつぶれるかの勝負です。(?)(笑)
でも、本当に楽しいnightでした。
そして、今年は10月24日を最後にnightを終了します。
わずか3ヶ月ちょっとでしたが、nightへいらして下さった皆様、本当に有り難うございました。
そして今年いらっしゃる事が出来なかった皆様、来年は是非いらして下さい!!
美味しいものを食べて、楽しいお話をしましょう!

ただ・・・・私に体力が残っていれば・・・の話ですが・・・・・(笑)

2009年10月14日

新記録!!


ゆみゆみさん、kunibouご夫妻と坂本様ご夫妻です。

先日シルバーウィークの時に、5日間で6回いらして下さった坂口様を
記録保持者として luóbo に登録致しました。(笑)
そして今回、またまた別の新記録が出ました!!
それは・・・・・
お蕎麦セットに付いている鳥ご飯おにぎりを、8コも食べて下さった坂本様ですぅ!
(うわぁ~~、パチッ!パチッ!パチッ!)
実は坂本様ご夫妻は luóbo がオープンしたその年の8月か9月頃にいらして下さった、
luóbo でも一番古いお客様でもあります。
当時、まだ luóbo ではお蕎麦を出していませんでした。(多分、その数ヶ月後にお蕎麦がスタートしたと思います。)
当時は、おにぎりをメインにしたセットだけだったと思います。
で、その当時はおにぎりを私の母に作ってもらっていました。
そのおにぎりが美味しいと仰ってくださって、多分その時は6コお食べになったと記憶にあります。
その後も毎年9月頃に、熊本からいらして下さいます。
年に一度ですが、毎年毎年来てくださるのは luóbo にとって本当に大切なお客様です。
昨年もいらして下さって、お帰りになった後メールを頂きました。
「いつものおにぎりと味が違いました。具材の一つ一つの味がしませんでした。」と。
うぅ~~~ショックぅ!!本当にショックでした。
で、原因を考えました。母から教えてもらった作り方は、いつもと変わりません。
具材も変わりません・・・・?????そういえば・・・・・
具材が違ってたんです。
人参、ゴボウ、椎茸、鶏肉・・・・これは同じですが、その時百姓チームのゴボウと人参がなかったのです。
当然、購入するしかありません。
購入するにしても、品質のいい物を選んでいたつもりでした。
それでもダメだったんですね。
やはり farmer's serai の人参とゴボウを使わないと、坂本様にはバレバレです。
百姓チームの人参とゴボウは特に香りが良くて美味しいと評判ですし、
luóbo でお出しする人参のジャムもうちの人参でしか作りません。
買ってきた人参では、美味しいジャムも出来ないんです。
ゴボウも同じでした。炊きあがった鳥ご飯のふたを開けたときの香りが、全く違うんです。
それは分かっていたのですが、そのことに気づかれた坂本様には脱帽です。(m_m)
今回坂本様がいらっしゃるとメールで通知を受けたとき、実はゴボウは買ってきたモノでした。
で、お二人がいらっしゃる数日前から百姓チームのゴボウの出荷がスタートしました!(ほっ!)
おかげで今回は、わが百姓チームのゴボウと人参を使った鳥ご飯をお出しすることが出来ました。
(ただ、どうしても時間がなくて、ゴボウをささがきにしたまま一晩おいたのが悔やまれますが・・・・)
で、8コという記録になりました。しかもその前にグリーンカレーもお食べになっています。
その後もハンバーグシチューを、単品でお食べになりました。(笑)
もう、その食べっぷりは luóbo としては嬉しいかぎりです。
こうして毎年一回いらして下さるお客様も、ホントにホントに大事な大事なお客様です。
luóbo にとってはとても怖いお客様ですが(笑)、
「鳥ご飯の味が落ちた原因究明」にも繋がったので(笑)とても有り難い事だと思います。
luóbo は、しろ~~とがやっています。(そう、私です。(笑))
他のお客様にも「今日は、お蕎麦のおつゆの味が違う!」とかよく言われます。(そう、ゆみゆみさん!です。(笑))
本人としては、同じように作っているつもりなのですが・・・・・
そこが、やはりしろ~~~となんですねえ・・・・・すみませんです・・・・
でも、とりあえず「まずく」するつもりはないので、どうぞご勘弁を!(笑)
ただ、鳥ご飯の「味が落ちた」のだけは私にとってもやはり納得のいかないことでした。
坂本様、本当に有り難うございました。
これからも皆様のお口に合うかどうかは分かりませんが、私なりに出来るだけ美味しく作っていこうと思います。
そしてもし「味が落ちた」時は、どうぞ仰ってください。
luóbo の調理人として「慣れない」為にも、いつも「真剣」でいる為にも、皆様のそうしたお声がとても大切だと思っています。
熊本から一年に一回いらして下さる、坂本様。
また来年、お会い出来るのを楽しみにしています。
そしてその時は、元気なお子さんをお連れになって下さい。
(来年1月3日が予定日との事!!!おめでとうございます!!それまでお体、お大事になさって下さい!)
そしてその時もゆみゆみさん、kunibouご夫妻、坂口様ご夫妻、さゆり姫・・・・
みなさんもいらっしゃると思います。(ですよね?)
またワイワイ楽しみましょう!

luóbo をオープンして4年半が過ぎました。
luóbo は、こうしてお客様同士で楽しんで頂けるような場所にしたいと思ってオープンしました。
今、少しずつそれが実現しています。
どうぞ他の皆様も、 luóbo で人と人の繋がりを楽しんで下さい。
そして luóbo 以外のところでも、繋がりが続くような関係が出来るといいなあ・・・と思います。

2009年10月8日

オペラ!



先日、お店にご近所のNぴーさんがいらっしゃいました。
彼女はクラッシックのピアニストです。
今年の春にホームコンサートを開いたときに、やっと彼女のピアノを聞く機会が出来ました。
彼女のピアノはとても繊細で、私は大好きです。
そんな彼女が、お店にいらしたときに持ってきたのがDVDでした。
「見る?」と言われて、見てみたらオペラのDVDです。
で、それは雑誌風になっていて、よく書店で毎月1900円とかで売っているアレです。(笑)
おぉ~!オペラのそんなのが出たんだぁ!!
ってんで、私も欲しくなってしまいました。
で、ネットで探して即、定期購読。(笑)
だって安いんだもん!!(笑)(ちなみに一回分1990円で、月2回発行)
先日一回目と二回目の分が届いて、昨日3回目の分が届きました。
一回目がカルメン。二回目が椿姫。三回目が魔笛。
う~~~ん、どれもいいかもぉ・・・・
で、昨日「椿姫」を見ました。
これがなかなかいんですね。
主役の椿姫・ヴィオレッタをやっているのがアンジェラ・ゲオルギュー。
相手役のアルフレードにはフランク・ロパード。
その父親役にバリトンのレオ・ヌッチ。
中でもレオ・ヌッチは以前来日したときに聞いたことがあり、非常に上手いバリトンでファンでした。
ヴィオレッタ役のアンジェラ・ゲオルギューは初めてでしたが、とても美しくてヴィオレッタにはぴったりです。
相手役のフランク・ロパードが唄は上手いのですが、容貌がいまいち・・・・(笑)
ストーリーは単純です。
高級売春婦のヴィオレッタが、結核で死んじゃう話です。(簡単すぎ?(笑))
もうちょっと詳しく書くと・・・・
そのヴィオレッタに惚れた若造がその女に囲われてプライドを傷つけられたと勝手に大騒ぎして、
挙げ句に決闘をして追放され、ヴィオレッタが死ぬ間際に帰ってきて「すんません!」と言って
ヴィオレッタが死んじゃうって・・・・(ちっとも詳しくない?(笑))
まあ、なんともありがちなラブ・ストーリーです。
(オペラでは、あまりストーリーは気にしない方が・・・・(笑))
そんなストーリーでも、見応えのあるのが衣装です。
最後の死ぬシーンは、まあ普通のパジャマなので置いといて・・・・
それ以外のドレスはさすがに見事!これはどんな「椿姫」を見ても、とにかく豪華です。
そして聞き所は、やはりヴィオレッタ。
当然ソプラノ歌手がやりますが、このヴィオレッタの場合ソプラノの中でも「リリコ」という可愛い声(叙情的)を
使うシーンが多いのです。
所が、後半になるとドラマティコのソプラノに変わります。
このドラマティコ、可愛いどころか迫力のある歌い方が出来ないと務まらないんですね。
前半は男に惚れるヴィオレッタの可愛さでリリコ、後半は「ああ!私は死んでしまうんだ!」と嘆き悲しむドラマティコ。
この両方を使い分けるのが、難しいと言われています。
しかも全編出ずっぱりで、常に歌います。
これも相当の体力が必要になってくると思います。
つまりただのソプラノ歌手では、なかなか出来ない役柄なんですね。椿姫は・・・
ただ一つ足りないのが、一番有名なアリアでヴィオレッタが歌う「ああ、そはかの人か」から「花から花へ」の曲。
その唄の最後の一番の高音が出なかった事。(出さなかったのかも知れませんが・・・・)
まあ、これはマリア・カラスが勝手に高音を出して、それが定番になっていただけの話なので
本当は大したことではないのですが、やはりあの一番高い声が聞きたかった・・・・(笑)
でも、この2曲も最初の曲がリリコ、「花から花へ」はコロラトゥーラという唱法を使います。
全く違う歌い方をさせられる「椿姫」は本当に難しいと思いますが、
そんなこと知らなくても楽しめるとてもいいオペラだと思います。
それにもまして、指揮がサー・ゲオルグ・ショルティ、演奏もステージもコヴェント・ガーデン王立歌劇場。
これだけでも買った価値がありました!
今後、このシリーズは65巻まで続くとのこと・・・・!!
古いオペラもあるかも知れませんが、それはそれで楽しみ。
クラッシックに関しては、新しいものがいいとは限りません。
古くても優れた演奏が沢山あるんです。
東京、鎌倉にいたときは、オペラもクラッシックの演奏会にも行きましたが、
今では殆ど見ることも聞くことも出来ません。
生で見る方が本当はいいに決まっていますが、こればかりは仕方ありません。
でもこうして田舎で好きな時間にオペラを見られることも、幸せかも知れませんね。
オペラをちょっと見てみたい!とかもし思われたら、DVDの貸し出しをしますよぉ!!
但し、私が見終わった後でですが・・・(笑)

2009年9月30日

四国行脚まとめ(笑)

ご存じの通り26日・27日とお休みを頂いて、四国へ行ってきました。
助手席の keiko がその都度アップしていたのですが、楽しんで頂けたでしょうか?
前回の「佐世保編」よりも、iPhoneでのタイピングが早くなったような気がしますが・・・・(笑)

さてさて今回の四国の目的は・・・・・・ありません。(笑)
「佐世保編」の時もそうでしたが、基本的に観光地に行かない、地元の美味しいものを頂く。
ただそれだけが目的です。
車に乗って、「さあ、次はどこ行く?」って感じです。泊まるところも決めません。(笑)
「たまたま行った場所が気に入って、美味しそうな所があったらそこに泊まる」のが基本です。
今回では、一泊目が観音寺(かんおんじ)という小さな田舎町に泊まりました。
なぜこの地を選んだかというと・・・・・
まずは「香川に行って、うどんを食べたい」でした。
で、愛媛から一番近い観音寺に入りました。そこでまずうどん屋さんを探して入ったんです。
勿論うどんは美味しかったのですが、お客さんのあばあちゃんが「ここは銭形くらいしかないしなあ・・・」の一言で
「それ見てみようか?」で、うどん屋のおじさんや奥さんを含めて地元の情報を沢山入れました。
美味しい居酒屋とか「泊まるなら知ってるホテルがあるよ!」とかってんで、観音寺に決定しました。(笑)
ホテルもうどん屋のおっちゃんに予約してもらって、夜は夜で地元の飲み屋さんに行って、
その後も「オトナのバー」にも行って・・・・
特別な観光もない所ですが、人の暖かさや優しさが伝わってくる素敵な観音寺でした。

ちなみに銭形ですが、縦120メートル横90メートルという砂で作った巨大な寛永通宝です。
最初はテレビの為に作ったモノだと思って、興味なんてまるでありませんでした。
でもよくよく聞くと、300年前に作られたモノとか。
300年前に、こんなつまらないバカげたモノを作るなんて!(笑)
観音寺の人の「ゆとり」さえ感じられる、こんなおばかなモノ。
ホントにホントに感動でした。
(お殿様が来るので喜ばせようとして作ったという説があるのですが、それにしてもこんなモノじゃなくても・・・・(笑))

そんな行き当たりばったりの旅ですが、もう一つの目的は地元のマーケット。
マーケットぉ???って言われそうですが、私はマーケットや市場を巡るのが大好きです。
何が面白いかって?地元の食べ物や、習慣の違いが分かるんです。
今回、観音寺のマーケットにも行きました。
入ってまず気になったのが、神棚に飾るお榊です。お榊を売っているのですが、その同じ所に松を売っています。
なんで松が?買っていたおじいさんに早速聞きました。なんで松を?
「松は氏神様に飾る。榊はむにゃむにゃ・・・・・」う~~~ん、なんて言ったんだろ?
余計に分からなくなりました。(笑)
で、夜居酒屋の可愛いおばちゃんに聞いたら、「松は神棚に飾る。榊はお祓いの時に使う。」とのこと。
松を神棚に飾るなんて、初めて聞きました。
こういう普通の習慣でさえ、土地によって違うと思います。
そういうのを一番感じる事が出来るのが、市場やマーケットなんです。
他にも魚売り場では、聞いたこともない魚が沢山!
たまたま売り場に魚を並べていたおじさんが、とても丁寧に説明してくれました。
(うんざりするくらい親切に!(笑))
最初の表記は香川弁。カッコ表記は松山弁だとか・・・・
他にも keiko が書いていた甘酒。ペットボトル入りの甘酒が山ほど売っているとは!!
伊予の特産物屋さんでは、見たこともない果物もありました。

こんな何気ないその土地の、普通の生活を見られるのがマーケットなんですね。
いつもと違う所に行って違う目線で何かを見たら、今まで当たり前だったものが当たり前じゃなくなる。
そんな新鮮な驚きが楽しくて、こんな旅が大好きになりました。
ひょっとしたら今の自分の生活の中にも、違う目線で見たら何か違うものが見えてくるかも知れません。
当たり前を当たり前と思わないようにしようと、いつも自分に言い聞かせていこうと思います。
そうすれば生活も気持ちも豊かになりそうで・・・・・

それにしても、やはりiPhoneの力は大きかったです。
国道沿いにはうどん屋が少ないので、検索すると即沢山のピンが立ちます。
居酒屋やバー、ホテルの検索もばっちしです。
旅のお供には、iPhoneは絶対に手放せないアイテムになりました。
blogに書き込んで下さった方、メールで「見たよ!」って下さった方、
こんなつたない文章をお読み下さって、有り難うございました。m(__)m

さあてと・・・・次回はどこに行こうかなあ・・・・(笑)


こっちでも見たことがあるような魚ですが、名前がわかりません。
びんぐしという名前も面白いんですけど、カッコたもりがもっと面白い!(笑)


こちらは多分「しす」とかって名前で売ってるような気がするんですけど、あまぎ・ぼ〜ぜって!(笑)


これがポポー。ここでしか売っていないそうです。
結局買わなかったんですけど、バナナとナシを合わせたような味だとか・・・・
う〜〜〜ん、やっぱ食べておけば良かった・・・・