2014年5月26日
上野香織さんのコンサートに行ってきました。
photo by pocky
5月16日北九州芸術劇場小ホールにて、上野香織さんのコンサートがありました。
昨年は、中ホールを満席にした実力がある彼女です。
期待せざるを得ません。
しかも今回はなんと、ゲストに金子晴美さんです!
数十年前に何度か東京のライブで拝見した、あの金子晴美さんがどうなっているのか・・・
それもひとつの興味でもありました。
コンサート前15分。殆ど席は埋まっています。開演の頃には満席になりました。
前回の中ホールに比べれば小さな会場ですが、それでも満席に出来る上野香織さんの実力。
さすが!としか言い様がありません。
テンペストという曲でスタート。
相変わらず彼女はひょうひょうピアノを弾きます。
舞台度胸がいいのでしょうか?緊張している感じがしません。
井島正雄さんのベース、ヤス岡山さんのドラムスともすんなり入っていきます。
2曲めのカップケーキは、可愛い曲です。
ここで少し今までと違う変化に気付きました。
ドラムスのヤス岡山さんが、上野さんについてきているんです。
今までのコンサートではドラムスが少し走り気味で、時々??っと思うことがありました。
今回はそれがないんです。
しっかりピアノの上野さんと、合っているんです。
続けてSweet Love Of mine、4曲目のバラード、If you could see me now ではしっとりとしたピアノに
ベースの井島さんが泣かせます。本当にいい曲です。
そして彼女のオリジナル、ALLERGY。
ここに至っては彼女の独壇場。彼女のリードが際立っていました。
あっという間に前半の終了。
そして2部でいよいよ、金子晴美さんの登場。
Mack The Knifeでスタート!
昔お聴きした若い金子晴美さんとは違いますが、お年を重ねられた貫禄と重みがあります。
でも、MCでお喋りになるとメチャクチャかわいいんです。
あの可愛さは、昔と変わりませんでした。
2曲目は Basin Street Blues。
ここで思ったのが、上野さんのピアノです。
ヴォーカルのないピアノ・ソロの時でも絶対に前に出すぎず、金子晴美さんのヴォーカルを支えていました。
ヴォーカルのバックピアノは、とても難しいと思います。
歌い手との息の合わせ方や、出すぎないけどしっかりとメロディーを押さえなくてはなりません。
上野さんのピアノは、まさにその通り。
最後まで金子晴美さんのヴォーカルを活かす弾き方でした。
Pick Yourself Upはアップテンポの難しい曲。
金子晴美さんのうまさが伝わります。
Just One Of Those Thingsから、最後の曲は有名な Que sera sera。
金子晴美さんの歌も素晴らしかったのですが、ピアノも本当に素晴らしい演奏でした。
今回の上野香織さんのコンサート。
一番気になっていたドラムスも走りすぎる事なく、ベースの井島さんの素晴らしさは言うまでもなく、
金子晴美さんの歌のうまさも最高でした。
そして何よりも、前々回よりも前回よりもどんどん成長していく上野香織さんのピアノ。
一瞬のように過ぎた2時間。本当に素敵な時間をありがとうございました。
このコンサートが終わった後、東京でレコーディングを彼女は行いました。
秋には待望のCDの発売です。
昨日お店にいらした時に「レコーディング、どうでした?」とお聞きしたら、「バッチリ!!」との答え。
発売が楽しみです。
そしてCD発売記念コンサートも、11月に予定しています。
同じ芸術劇場の中ホールです。
まだまだ私は死ねません。(笑)
いつもカッコイイ井島さんです。
ドラムスのヤス岡山さん。
本当に素敵でカワイイ、金子晴美さんでした!
一瞬オードリー・ヘップバーンかと思ったくらいに、カワイイ上野香織さんでした!
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