2009年9月30日

四国行脚まとめ(笑)

ご存じの通り26日・27日とお休みを頂いて、四国へ行ってきました。
助手席の keiko がその都度アップしていたのですが、楽しんで頂けたでしょうか?
前回の「佐世保編」よりも、iPhoneでのタイピングが早くなったような気がしますが・・・・(笑)

さてさて今回の四国の目的は・・・・・・ありません。(笑)
「佐世保編」の時もそうでしたが、基本的に観光地に行かない、地元の美味しいものを頂く。
ただそれだけが目的です。
車に乗って、「さあ、次はどこ行く?」って感じです。泊まるところも決めません。(笑)
「たまたま行った場所が気に入って、美味しそうな所があったらそこに泊まる」のが基本です。
今回では、一泊目が観音寺(かんおんじ)という小さな田舎町に泊まりました。
なぜこの地を選んだかというと・・・・・
まずは「香川に行って、うどんを食べたい」でした。
で、愛媛から一番近い観音寺に入りました。そこでまずうどん屋さんを探して入ったんです。
勿論うどんは美味しかったのですが、お客さんのあばあちゃんが「ここは銭形くらいしかないしなあ・・・」の一言で
「それ見てみようか?」で、うどん屋のおじさんや奥さんを含めて地元の情報を沢山入れました。
美味しい居酒屋とか「泊まるなら知ってるホテルがあるよ!」とかってんで、観音寺に決定しました。(笑)
ホテルもうどん屋のおっちゃんに予約してもらって、夜は夜で地元の飲み屋さんに行って、
その後も「オトナのバー」にも行って・・・・
特別な観光もない所ですが、人の暖かさや優しさが伝わってくる素敵な観音寺でした。

ちなみに銭形ですが、縦120メートル横90メートルという砂で作った巨大な寛永通宝です。
最初はテレビの為に作ったモノだと思って、興味なんてまるでありませんでした。
でもよくよく聞くと、300年前に作られたモノとか。
300年前に、こんなつまらないバカげたモノを作るなんて!(笑)
観音寺の人の「ゆとり」さえ感じられる、こんなおばかなモノ。
ホントにホントに感動でした。
(お殿様が来るので喜ばせようとして作ったという説があるのですが、それにしてもこんなモノじゃなくても・・・・(笑))

そんな行き当たりばったりの旅ですが、もう一つの目的は地元のマーケット。
マーケットぉ???って言われそうですが、私はマーケットや市場を巡るのが大好きです。
何が面白いかって?地元の食べ物や、習慣の違いが分かるんです。
今回、観音寺のマーケットにも行きました。
入ってまず気になったのが、神棚に飾るお榊です。お榊を売っているのですが、その同じ所に松を売っています。
なんで松が?買っていたおじいさんに早速聞きました。なんで松を?
「松は氏神様に飾る。榊はむにゃむにゃ・・・・・」う~~~ん、なんて言ったんだろ?
余計に分からなくなりました。(笑)
で、夜居酒屋の可愛いおばちゃんに聞いたら、「松は神棚に飾る。榊はお祓いの時に使う。」とのこと。
松を神棚に飾るなんて、初めて聞きました。
こういう普通の習慣でさえ、土地によって違うと思います。
そういうのを一番感じる事が出来るのが、市場やマーケットなんです。
他にも魚売り場では、聞いたこともない魚が沢山!
たまたま売り場に魚を並べていたおじさんが、とても丁寧に説明してくれました。
(うんざりするくらい親切に!(笑))
最初の表記は香川弁。カッコ表記は松山弁だとか・・・・
他にも keiko が書いていた甘酒。ペットボトル入りの甘酒が山ほど売っているとは!!
伊予の特産物屋さんでは、見たこともない果物もありました。

こんな何気ないその土地の、普通の生活を見られるのがマーケットなんですね。
いつもと違う所に行って違う目線で何かを見たら、今まで当たり前だったものが当たり前じゃなくなる。
そんな新鮮な驚きが楽しくて、こんな旅が大好きになりました。
ひょっとしたら今の自分の生活の中にも、違う目線で見たら何か違うものが見えてくるかも知れません。
当たり前を当たり前と思わないようにしようと、いつも自分に言い聞かせていこうと思います。
そうすれば生活も気持ちも豊かになりそうで・・・・・

それにしても、やはりiPhoneの力は大きかったです。
国道沿いにはうどん屋が少ないので、検索すると即沢山のピンが立ちます。
居酒屋やバー、ホテルの検索もばっちしです。
旅のお供には、iPhoneは絶対に手放せないアイテムになりました。
blogに書き込んで下さった方、メールで「見たよ!」って下さった方、
こんなつたない文章をお読み下さって、有り難うございました。m(__)m

さあてと・・・・次回はどこに行こうかなあ・・・・(笑)


こっちでも見たことがあるような魚ですが、名前がわかりません。
びんぐしという名前も面白いんですけど、カッコたもりがもっと面白い!(笑)


こちらは多分「しす」とかって名前で売ってるような気がするんですけど、あまぎ・ぼ〜ぜって!(笑)


これがポポー。ここでしか売っていないそうです。
結局買わなかったんですけど、バナナとナシを合わせたような味だとか・・・・
う〜〜〜ん、やっぱ食べておけば良かった・・・・

2009年9月27日

最後の橋(笑)

高速道路をひた走り、ようやく帰って来たのが、お馴染みの橋です!(笑)



壇の浦パーキングにて撮影(笑)。



そうです、関門橋です!
ここまで来たら、帰って来たも同然です。
一昨日、大分周りで四国入りしたのが、随分と前の事に思われます。
走行距離は約1000キロ。
本当に,本当に、お疲れ様でした!

また、次の機会にいろんな方と関わって、楽しい時間が過ごせると幸いですね。
ありがとうございました。

From iPhone Keiko

しまなみ海道その6!

因島大橋、吊り橋です。













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しまなみ海道その5!

生口橋を渡りました!






同じく、斜張橋です。


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しまなみ海道その4!

多々羅大橋を渡りました。









斜張橋です。

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しまなみ海道その3!

大三島に渡ります!
橋の形が違います。






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しまなみ海道その2!

2つ目の橋を渡って、伯方の塩で有名な伯方島へ!







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しまなみ海道その1!

友人達と別れて今治ほうめんへ。
いよいよしまなみ海道を通って帰路に着きました!






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五十一番札所

四国入りして、初めてのお遍路さん体験?(笑)
松山城にほど近い「石手寺:いしてじ」です。






沢山の観光客がいましたが、その前に何人かのお遍路さんがいらっしゃいました。
そんな中で私たちが見つけたのは。。。(笑)




名付けて「1分で八十八ヶ所巡り完全マスター版!?」(笑)

四国八十八ヶ所霊場の砂袋が置いて有って、全部に触ると、全ての霊場を回った事になるとか、ならないとか(笑)

その後に出て来たおみくじは、怖くてひけませんでした。
「横着はつつしむ様に」と書かれていそうで(笑)

その他に「マントラ」と呼ばれる洞窟があったりして、見応えが有りました。


From iPhone Keiko

芋煮&美味しいお魚料理!

友人夫婦と再会したのは、伊予市の伊予鉄の郡中港駅。
ローカルな電車も、旅の楽しみのひとつです。


10年振りの再会、1ヶ月振りの再会、そして初めてのご挨拶が入り混じり(笑)、賑やかな事!

そして連れて行ってもらったのは、駅にほど近い五色浜と言う、夕日が綺麗なビーチ。



ちょっと夕日が小さく見えていますが(笑)。
有名なビーチバレーの全国大会も開かれるビーチだそうです。

まずそこで、芋煮鍋を頂きました。
お醤油ベースで、具沢山の美味しい芋煮鍋!
ところが、食べるのに夢中で(笑)、すっかり写真を摂るのを忘れてしまって。
写真は、また今度に。

そしてその後に連れて行ってもらったのは、
地元のお魚料理が美味しい割烹
「まき」。

割烹と言っても、家庭料理の様な、素朴で美味しいお料理が頂けます。


これは、ふぐとお豆腐の煮付け。
お魚の旨みが、お豆腐にもしっかりしみ込んで、美味しい!
しかも、量が多い!(笑)



衝撃的な位に大きな!(笑)シャコです!
でも味がしっかりしていて、シャコって、こういう味がするんだ!って、初めて知った様な気がします。



ちょっと名前を忘れてしまいましたが、
一夜干しの焼き物です!
あまりにも美味しい!と連発していたら(笑)、帰りに少し持ってけ、とお土産に頂いてしまいました。
ほんとに美味しい物を沢山食べさせて頂いて、有難うございました!

From iPhone Keiko

2009年9月26日

ひと休み。

今日の宿泊先は、愛媛県松山市。
松山城の目の前です。
お城散策は置いておいて(笑)、
これから、電車で伊予市へ向かいます。
もう一人の友人と再会して、芋煮&地元の漁師料理?に期待が高まります。

その前に、駅前でひと休み。




坊っちゃん電車の前で写真を一枚。


アジアンアイテムたっぷりの、小さなお店で、一杯(笑)。


From iPhone Keiko

やっぱり、うどん!(笑)

朝ご飯から、そんなに時間は経っていないのに、丸亀城を後にした途端に、やっぱうどんでしょ!(笑)

今回は、念願の「釜たま」を頂きました!



つるつるで、もっちもち!でした〜!(笑)
美味しかったです。


From iPhone Keiko

丸亀城!

香川県は丸亀市は丸亀城。
街中に有って、沢山の石垣に囲まれた城址の一角に、一つだけ残っている古い天守閣。







坂道を、息をきらして登った後に、追い討ちをかける様に、天守閣の急階段(笑)。

丸亀市の街並みを一望して、気持ちが良い、爽やかな風を楽しみました。




From iPhone Keiko

2009年9月25日

テネシー!

本日の大人のbarは、宿泊先のフロントのお兄さんに教えて頂いた「テネシー」です(笑)。

観音寺のスーパーに、何故?甘酒が大量に売っているのか?
そんなに甘酒が好きなの?(笑)

なんでも、近くに大きなメーカーがあって、どこのスーパーにも沢山売っているそうです。

地元の情報は、やはり面白いですね!






From iPhone Keiko

地元の居酒屋です。

香川県は観音寺市。
寛永通宝を見る前に、立ち寄ったのは、讃岐うどんの「ゆり」さん。
そこで御主人のおじさんに色々と教えて頂きました。
今日の宿泊先を、知り合い価格で格安で紹介してもらい、地元の居酒屋も教えてもらって。

その中で、地元のお料理と、お味噌汁が美味しい居酒屋さん。



素朴で美味しい、おふくろ料理と、地元のおじさん達のマドンナの様な、可愛い女将さん(笑)


本当に笑顔が可愛い「マドンナ」(笑)


カツオのたたきです。他にも小イワシの煮付けやすり身の揚物や。。



極め付きは、
大きな!お味噌汁です。
沢山の種類から、アサリのお味噌汁を頂きました。

香川県方は、ほんとにご親切に沢山教えて下さいます。
けっこうおしゃべりな方が多いかも?(笑)
今日も有難うございますの一日でしたね(笑)。

From iPhone Keiko

銭形平次!

お〜とこだったぁら♪(笑)
寛永通宝の砂型です。
300年も前から寛永通宝を修復しながら守っているようです


これは山の上の展望台からしか全貌が見られないですね。




坊っちゃん!

フェリーはこ一時間で降りて、その後、海岸線と高速道路を乗り継いで松山市へ入りました。
道後温泉の総湯で、Y社のS原さんと合流!
坊っちゃんの湯の前は素通りし
(笑)、すっごい、おばあさんばかりのレトロな食堂でランチを頂きました。
お客さんからカラオケ歌う?なんて聞かれたりして(笑)

道後温泉の写真を一枚。


さあ、珍道中の始まりです(笑)

From iPhone Keiko

風車の行列

佐田岬に一列に整列しています(笑)。
数えてみると、ざっと20基。
一年中回っているのでしょうかね?



From iPhone Keiko

動いてます(笑)

海の波は穏やかですね。
動画がちゃんと見られるかしら

From iPhone Keiko

佐賀関

大分県は佐賀関港に着きました。関サバで有名な処ですね。
これから、国道九四フェリーに乗って、対岸の愛媛県の佐田岬へ渡ります。
お天気も気持ち良くて、人もまばらです。
フェリーは何度乗っても面白い!!


From iPhone Keiko

朝焼けと共に出発です

おはようございます!Keikoです。
今日から四国巡り、お勝手気ままなiPHoneの度第2弾へ出発します。
さて、どんな出来事が待っていることやら。
また、途中途中でupしながら、行って来ます!



2009年9月24日

かにみそ

今日の午前中、のっそりと兄がやってきて「今日は、かにみそがあるぞ!」と一言。
ん?かにみそ?なんじゃ?そりゃ?
ってんで倉庫に行ってみたら、もうすでに調理中。
そういえば、数年前にも食べたことがあるなあ・・・・・
で、その作り方。
まずはカニ。ツガニという名前の川ガニです。
獲れたところは国東半島の大分空港近くの河口だそう・・・・
実は昨日そのカニを持ってきて下さる方が来ていて、兄が「今年は、かにみそまだやなあ・・・・」
なんぞ言ったものだから、早速獲ってきたらしいんです。
っつうことは、きのうの夕方にその場所に行って仕掛けてきて、今日獲りに行った?
まあ・・・・わざわざ・・・・・国東半島まで・・・・・(笑)
で、そのツガニの甲羅をはずします。甲羅は使いません。
残った身と足を石臼に入れて、細かく砕きます。
そこに味噌を入れて、またまた細かく砕きます。
そこに水を入れて薄めて、ざるで漉します。
(この時漉したものは、まるで泥水のような色です。ホントに食えるんかいな?(笑))
漉したものをカニのミソ等と一緒に鍋に入れて、火にかけます。
沸騰してきてしばらくすると、すりつぶしたカニの身がふわふわと浮いてきて固まってきます。
それと同時に濁っていた泥水のようなおつゆが、す〜〜〜っと透明になっていきます。
すこし煮れば出来上がりです。
ざるで漉して残ったツガニの粉々状態のものも、二次利用します。
ざるごと鍋に入れて水を足し、暫く煮るとツガニの美味しいおだしが出来ます。
それを洗ったお米に水の代わりに入れお塩で味付けして、ご飯を炊きます。
この時ガス釜ではなく、電気釜じゃないといけないそうです。
ガス釜でやるとお米が煮えないし、焦げ付くだけだそうです。
で、今日のランチはツガニの「かにみそ」と「カニご飯」でした。
カニの香りがむせるくらいにする「かにみそ」と、ふんわりカニの香りのする「カニご飯」
美味しい美味しいランチでした。
具など一切入れない、素朴なカニの利用法。
カニの身を食べるのではなく、食べられそうにないちいさなカニを利用した郷土料理。
兄の話だと、私の父方の祖母は作っていたそうです。
でも、兄も姉も作り方は知りませんでした。
今回作って頂いた方(ツガニを捕まえてきてくれた方)は、宮崎の出身だそうです。
九州の広い範囲で食べられていたのではないかと、想像がつきます。
こんな手間暇かかる郷土料理。
今では作る人も殆どいないと思います。
私たちの周りにはお金さえ出せば、簡単に美味しいものが手に入ります。
豪華なフランス料理やお懐石料理などは、どこででも食べることが出来ます。
でも、こんな食べることの出来なくなった郷土料理を頂けた今日は、本当に贅沢な気持ちになりました。
明日から四国行脚です。(笑)
見つからないかもしれないけど、こんな贅沢なお料理が食べたいと思います。


私が行ったときは、すでにツガニも甲羅をはがされていました。
大きいもので、甲羅の大きさが7〜8cくらいです。


石臼に入れて、餅つきの時の杵でつぶしました。
もう、お味噌も入っています。
これに水を足して、ざるで漉します。


それを火にかけて、煮立ったら少し煮ます。
この状態は沸騰する寸前です。


漉したカニから、出汁を取ります。
ざるごと鍋に入れると、後が楽ですね。


出来上がった、ほっかほかのカニご飯です。
ほんのりカニの香りがします。
色も少し黄色くなります。


こちらが出来上がった「かにみそ」。
「かにみそ」という名前はカニと味噌を合わせたネーミングなんでしょうか?
カニのミソとは違うような・・・・・・