私を守ってくれるiPhone

Appleの最大のイベント、WWDCが終わってから数週間が経ちます。
今回はiPhoneなどのハードの発表はなく、iOS8、OSⅩの発表がすべてでした。
中でも私が注目したのはセキュリティに関しての事でした。

例えばsafariではデフォルト検索エンジンにDuckDuckGoというのが追加されました。
検索といえばGoogleですよね。iOSの検索はGoogleの他にもBingもYahoo!も使えます。
これにDuckDuckGoが追加されます。
例えばGoogleで私が何かを検索します。そうするとGoogle側が「あっ、こいつはこんな事を知りたがっているんだな？」とか「んじゃ、この広告も入れとこう！」ってんで検索の結果にいろんな情報がついてきます。
こういう個人情報を沢山集めてビジネスに利用するのが、よく言う「ビッグデータ」です。
ただ、私の検索情報を何かに利用されるというのはどうも気になります。
そんな個人の検索情報や履歴を全く利用しないのが、DuckDuckGoという検索エンジンなんです。
Googleも確かに検索するには必要だと思います。
iOS8になったら、使い分けていこうと思います。

そして他にもWi-Fiに関するセキュリティも強化されます。
スマホはWi-Fiを利用します。街中でもWi-Fiがあちこちにあります。
Wi-FiにはMACアドレス（Macとは関係のない、Media Access Control address）というものが割り当てられています。
MAC アドレスは、ネットワーク内でデバイスを識別するための固有番号です。
ここ数年で、この識別番号を収集してマーケティングに活かす動きが出てきました。
Wi-Fi スポットを検索する際には、iPhone・iPad から周囲の Wi-Fi スポットに対してこの番号が送信されます。
この番号だけでは、個人を特定できません。
しかし、番号は変わらないので、収集を続ければそのデバイスがいつ・どこにいたのかを追跡できます。
つまり店舗で MAC アドレスの収集を長期間行えば、そのデバイスの持ち主の好み・習慣などを分析することも可能だそうです。これもいわゆる「ビッグデータ」です。
今までは不要なときにはWi-Fiをoffにすれば良かったのですが、iOS 8 では、Wi-Fi スポット検索時に送信する識別番号がランダム化されます。
つまり「ん？こいつ以前に来たっけ？」とか「初めての客か？」とかって事になるんですね。
スマホはいつでもどこでも情報を取ることが出来ます。私にとってもなくてはならない存在です。
ですがこうして知らないうちに、こちら側の情報も取られているんですね。
ましてはAndroidの場合、GoogleのOSです。
Googleに情報を提供するために作られたOS、と私は思っています。
それはそれで私たちを便利にしてくれるので、Androidユーザーの皆様には感謝です。（笑）
でも少なくとも私は、その中の一人にはなりたくありません。

わたしは長いことMacを使ってきました。
Macには標準で「ことえり」というインプットメソッド（IM。キーボードで文字を入力する為のソフト）が入っています。
使い方によってはとても賢くなるIMだそうですが、私は面倒くさがりなのでジャストシステムのATOKというIMを使い続けてきました。
ところが数年前に、GoogleがMacやWindows用のIMを出しました。
試しに使ってみたところ、なかなか変換率がいいんです。
それもそのはず、さすがにGoogle。ネット上の言葉を拾い集めてくるんですね。
変換率がいいのは当たり前かもしれません。
それ以降、私はこの便利なGoogleのIMを使っていました。
iPhoneにも標準のIMがありますが、変換効率が悪い！とか結構文句を言う人もいました。
そしてついに、iOS8でこのIMが解放されました。
標準のIMを使わなくて、他のメーカーのIMを使うことが出来るようになります。
これはこれで待ち望んだ方も大勢いらっしゃると思います。
ジャストシステムも「積極的に取り組む」そうです。
ただこの時知ったのが、他社が出してくるIMにもAppleは制限をつけました。
それはネットにつながない事です。ん？IMをネットに繋ぐって？
「他社のIMを使うのはかまわないけど、ネットに繋げてiPhoneユーザーの情報を取るようなことはさせない」って事なんですね。
ん？IMで情報を取られるの？
初めて知りました。
そう、GoogleのMac用のIMはネットにつながっているんですね。
私がこうして書いている文字列もGoogleのIMを使っているということは、
Googleから見ればいい情報収集になっている可能性があるんです。
これもなんか嫌な感じがしません？
知ってて使うのならともかく、知らなかったのですから・・・・
（知らなかった私が悪いと言われれば、それまでですが・・・・（笑））
そんな時ジャストシステムから一枚のハガキが・・・・
ATOKのマック版2014が出たんです。即買い！です。（笑）
今まで気づかずにGoogleのIMを使って、Googleに情報を提供していたのかと思うと少し不愉快になりました。
そしてきちんとお金を出して、安心して使えるATOKにまた戻りました。
やはりタダのモノって怖いですね。

という事で、iOS8のセキュリティの事を書きました。
皆さんはこういう個人情報がどんどん取られていることをどう思われますか？
個人情報をいっぱい集めて、もっと素晴らしいモノや便利な機能が出てくるかも知れません。
絶対に悪いとは私は思いませんが、知らないで取られる事が嫌なんですね。
iOS8のセキュリティ機能の強化は、私を守ってくれそうです。
そしてAndroidユーザーの皆様、沢山の情報提供を有り難う御座います。（笑）

上野香織さんのコンサートに行ってきました。

photo by pocky


5月16日北九州芸術劇場小ホールにて、上野香織さんのコンサートがありました。
昨年は、中ホールを満席にした実力がある彼女です。
期待せざるを得ません。
しかも今回はなんと、ゲストに金子晴美さんです！
数十年前に何度か東京のライブで拝見した、あの金子晴美さんがどうなっているのか・・・
それもひとつの興味でもありました。
コンサート前15分。殆ど席は埋まっています。開演の頃には満席になりました。
前回の中ホールに比べれば小さな会場ですが、それでも満席に出来る上野香織さんの実力。
さすが！としか言い様がありません。
テンペストという曲でスタート。
相変わらず彼女はひょうひょうピアノを弾きます。
舞台度胸がいいのでしょうか？緊張している感じがしません。
井島正雄さんのベース、ヤス岡山さんのドラムスともすんなり入っていきます。
2曲めのカップケーキは、可愛い曲です。
ここで少し今までと違う変化に気付きました。
ドラムスのヤス岡山さんが、上野さんについてきているんです。
今までのコンサートではドラムスが少し走り気味で、時々？？っと思うことがありました。
今回はそれがないんです。
しっかりピアノの上野さんと、合っているんです。
続けてSweet Love Of mine、4曲目のバラード、If you could see me now ではしっとりとしたピアノに
ベースの井島さんが泣かせます。本当にいい曲です。
そして彼女のオリジナル、ALLERGY。
ここに至っては彼女の独壇場。彼女のリードが際立っていました。
あっという間に前半の終了。
そして2部でいよいよ、金子晴美さんの登場。
Mack The Knifeでスタート！
昔お聴きした若い金子晴美さんとは違いますが、お年を重ねられた貫禄と重みがあります。
でも、MCでお喋りになるとメチャクチャかわいいんです。
あの可愛さは、昔と変わりませんでした。
2曲目は　Basin Street Blues。
ここで思ったのが、上野さんのピアノです。
ヴォーカルのないピアノ・ソロの時でも絶対に前に出すぎず、金子晴美さんのヴォーカルを支えていました。
ヴォーカルのバックピアノは、とても難しいと思います。
歌い手との息の合わせ方や、出すぎないけどしっかりとメロディーを押さえなくてはなりません。
上野さんのピアノは、まさにその通り。
最後まで金子晴美さんのヴォーカルを活かす弾き方でした。
Pick Yourself Upはアップテンポの難しい曲。
金子晴美さんのうまさが伝わります。
Just One Of Those Thingsから、最後の曲は有名な　Que sera sera。
金子晴美さんの歌も素晴らしかったのですが、ピアノも本当に素晴らしい演奏でした。

今回の上野香織さんのコンサート。
一番気になっていたドラムスも走りすぎる事なく、ベースの井島さんの素晴らしさは言うまでもなく、
金子晴美さんの歌のうまさも最高でした。
そして何よりも、前々回よりも前回よりもどんどん成長していく上野香織さんのピアノ。
一瞬のように過ぎた2時間。本当に素敵な時間をありがとうございました。

このコンサートが終わった後、東京でレコーディングを彼女は行いました。
秋には待望のCDの発売です。
昨日お店にいらした時に「レコーディング、どうでした？」とお聞きしたら、「バッチリ！！」との答え。
発売が楽しみです。
そしてCD発売記念コンサートも、11月に予定しています。
同じ芸術劇場の中ホールです。
まだまだ私は死ねません。(笑)

いつもカッコイイ井島さんです。

ドラムスのヤス岡山さん。

本当に素敵でカワイイ、金子晴美さんでした！

一瞬オードリー・ヘップバーンかと思ったくらいに、カワイイ上野香織さんでした！

5月16日、上野香織さんのコンサート

私は音楽が大好きです。
ジャンルがない雑食性です。(笑)
交響曲、オペラ、ロックではオルタナティブ系、シャンソン、カンツォーネ、ファド、ボサノバ、ジャズ、Kポップ・・・
唯一あまり聞かないのが、日本の音楽位です。理由は嫌でも耳に入ってくるから。(笑)
そんな中、私が最近あまり聴かなくなったのがジャズのボーカルです。
理由はいいボーカリストに出会えていない、ということなんです。
でも特に女性ボーカルが好きで、以前はよく聞いていました。
古いボーカルが好きで、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、勿論ビリー・ホリデイ、カーメン・マクレー、
ナンシー・ウィルソン、白人ではアン・バートン、ペギー・リー、そして日本人ではマーサ・三宅、中本マリ、
金子晴美・・・他にも沢山聴きました。
中でも金子晴美さんは、東京に住んでいる時に良くライブにも行きました。
日本の女性ジャズボーカルとして、最高峰の方だと今でも思っています。
その金子晴美さんが、なんと5月16日の上野香織さんのコンサートにスペシャルゲストとして出演します。
こんな田舎(失礼？(笑))で、まさかの金子晴美さんです。
そしてそして何よりも凄いのは、上野香織さんがこの最高峰の金子晴美さんをゲストにお呼び出来る事です。
半端なジャズ・ミュージシャンには目もくれないくらいの（本当は分かりませんが・・(笑)）金子晴美さんが
上野香織さんのゲストとして出演するんです。
ボーカリストにとって、バックのピアニストはとても重要なパートだと思います。
相性もあると思いますが、私が思う日本一のジャスボーカリストである金子晴美さんが上野香織さんのピアノで歌うのです。
これは本当に凄いことだと思いますし、大感動です。

ここ数年上野香織さんのコンサートを拝見させていただいていますが、その成長ぶりは凄いと思っていました。
昨年の北九州芸術劇場では、中ホール(700席)を満員にしました。
こんな田舎の（2度めの失礼？！(笑)）のホールで、しかもジャズで中ホールを満席にしたのは快挙だと思います。
今回は小劇場ですが、ステージが近くてジャズにはとても適したホールだと思います。
ただ収容人員(100〜200席)が少ないんです。
成長著しい上野香織さん、そして日本人のジャズボーカリストとして最高峰だと私は思う金子晴美さん、
このお二人が競演する今回のコンサート。期待に胸が膨らみます。
チケットも速攻で売り切れそうですね。勿論、私も購入しました。
今から、5月16日が待ち遠しくて仕方ありません。
皆さんも是非お誘い合わせの上、素敵な大人のコンサートを堪能しましょう！

ちなみにluóboでも、このコンサートのチケットを置かせて頂いています。
売り切れ必至のチケットだと思われますので、ご購入はお早めに！！！

映像はありませんが、素晴らしい歌声を聴く事が出来ます。


他にもYouTubeには動画のものもあります。探してみて下さい。金子晴美さんのうまさが分かると思います。

追記
上野香織さんから連絡がありまして、チケットはよく売れているそうです。
luóboにもチケットはありますが、いつ回収されて他のチケット売り場に回されるか分かりません。
どうぞ、お早めのご予約を！

映画や音楽はiTunesで！

と、普段言い続けています。
CDやDVDのパッケージそのものが、もう邪魔なんです。
iTunesで音楽を購入するとiTunesが管理してくれるので、iPhoneの中に音楽が入っていなくてもどこででもストリーミングで聴くことができます。
つまり私の音楽の棚はiTunesにあるんです。便利ですよね。
なのでここ数年CDは買っていません。
映画もそうです。こんな山の上に住んでいるとレンタル店に行くのも億劫。返すのも億劫。
で、iTunesです。見たいと思った時にポチっとすれば、数秒後に観られます。
レンタル期間が過ぎれば、自動的にMacの中から消え去ります。ホントに便利です。

と書いたにも関わらず、最近映画のDVDを買ってしまいました。
一つは古い古いミュージカルです。なんと鎌倉の本屋さんで見つけました。
お値段1600円です。ん？高い？
いいえ、なんとまあ10作品もあるんです。
まあ古い映画は安く売っているので、この値段がどう見るか・・・・
ただ私はこの10作品シリーズ、結構気に入ってるんです。
小津安二郎10作品とか名作10作品とかアクション10作品とか、いろんなのがあるんです。
10作品あるからって、中にはどうでもいいような作品もあるかもしれません。
そうなるとちょっと躊躇しちゃいますね。
で、今回のミュージカル10作品。
大好きなモンローの「紳士は金髪がお好き」「雨に唄えば」ちょ〜〜懐かしいジュディ・ガーランドの「オズの魔法使い」
ドリス・デイの「二人でお茶を」シナトラの「錨を上げて」「踊る大紐育」「ショー・ボート」「アニーよ銃をとれ」
「赤い靴」「雲流るるままに」。
まあ！なんと古い！！(笑)
中でも「赤い靴」は映画大好きの母から「良かった！良かった！」と、いつも聞かされていた映画でした。
私はこの時代のバカバカしいミュージカルが大好きなんです。
何も考えなくていい、ただただ見てるだけで楽しい！という、近頃の映画にはない魅力があるんですね。
iTunesで借りればいいじゃん！って思った方もいらっしゃるでしょう。
多分、iTunesなら1作品100円か150円ですからねえ・・・
でもこのミュージカル10作品は、多分何度も見直すと思うんです。
なので、「よし！買おう！」と決めた訳です。

あっぱらぱ〜のミュージカル10作品！！最高！！(笑)


そしてもう1本。
これだけは、どうにもしようがないモノでした。
フランコ・ゼフィレッリの「LA TRAVIATA 」です。
オペラ「椿姫」の映画版です。
主役はテレサ・ストラータスとプラシド・ドミンゴで、オケはメトロポリタンです。
ゼフィレッリ監督はルキノ・ヴィスコンティの弟子で、映画も撮りますがオペラの舞台監督でもあります。
オペラの「ラ・ボエーム」をメトロポリタンが日本に来た時に見たのですが、本当に素晴らしいセットでした。
映画では「ロミオとジュリエット」「青い珊瑚礁」「チャンプ」など名作が沢山！
この映画もさすがにヴィスコンティの弟子だけあって、まあ絢爛豪華！
スクリーンに映るほんの小さな小道具も、メチャクチャ凝っています。
オペラの舞台では表現できないズームインやズームアウト、屋外での撮影・・・・・
どれをとっても素晴らしい！の一言です。
勿論二人の主役もいいのですが、それだけではない魅力がこの監督の素晴らしさなんです。
実はわたしはこの「LA TRAVIATA 」、レーザーディスクで持っています。
今ではもう、化石のような存在になってしまいましたね。（哀）
機会も壊れ、見ることも出来なくなったレーザーディスク。
なんとか出来ないかとネットでも調べました。
中古でプレーヤーを買おうかとも思いました。でも、また壊れる可能性が大・・・・
DVD化してくれる所もありました。が、厳密に言うと違法です。
諦めるしかないなあ・・・と思っていたところ、さすがAmazonです。
輸入盤があったのです！
これを見つけたのは数ヶ月前。しかし品切れでした。
待つこと数ヶ月。「入荷しました！」メールが来ました。
速攻で「買い！！」です。
やっとの思いで手に入った「LA TRAVIATA 」です。
まだ見ていませんが、字幕は英語です。
でも、何度も何度も見て知り尽くしたこの映画。字幕がなくても全然大丈夫です。

iTunesはとても便利です。
家の中のCDやDVDの棚、そして本棚もなくなります。
そしてプレーヤーが壊れたりして、見られなくなることはありません。
Mac、iPad、iPhone、AppleTVがあればいつでも見られるのですから。
でも、iTunesにも無いものもあるんです。
そういう場合は仕方なく、こうして買ってしまいます。
でも、又DVDがなくなる日もそんなに遠いことではないかも知れません。
今なら安いDVDプレーヤーを沢山買っておこうかしらん・・・・(笑)
それよりも、Macに取り込んだ方が正解？。（細かく言うとこれも違法行為？(笑)）

ゼフィレッリの椿姫「LA TRAVIATA」

ここ数ヶ月前から気になっていたモノ。

それはSquareというモノです。
これはluóboような弱小ショップでも使えるクレジットカード決済機なんです。
はい、ハッキリ言ってluóboには不要なモノです。(笑)
普通のクレカ決済機と違って、iPad、iPhoneで出来るんです。
アメリカではスタバでも使われていますし、日本でもUNIQLOやヨドバシが使おうとしています。
このガジェットのいいところは、個人でも使えるということです。
例えばフリマに出店する人がこれを使うと、カード決済がどこでも出来ちゃうんです。
売り上げが変わりますよね。
ネットで調べたら、コミケなんかで使っている人がいました。
このガジェットはiPhoneやiPadのヘッドホンジャックに差し込んで使います。
あらかじめネットで振り込まれる銀行口座などを登録すると、数日後にこのSquareが送られてきます。
無料です。appも無料です。
つまり、クレジット決済を個人で無料で出来るんです。
日本ではクレジットカード決済をすると、お店側が5％の手数料を取られます。
このSquareは3.25％です。しかも普通のクレジット決済の場合、その月の何処かで締めて翌月払いとかですが、
Squareの場合は指定された銀行なら翌日払い、そうでない銀行の場合も翌週の金曜日の支払いになります。
しかも振込手数料はかかりません。（将来的に、手数料を取るようになるそうですが・・・・）
なので今日本でも、このSquareを使うところが増えてきているそうです。

で、試してみました。
初めて使ってみるのにお客様のクレジットカードを使うのはちょっと・・・・なので、自分のカードで払ってみました。
ちょ〜簡単です。
カードをヘッドホンジャックに刺して、アプリを立ち上げ購入したものをタップします。
金額が出たら、カードをするっとSquareに通します。
ほんの数秒でOK！が出ます。iPad又はiPhoneにサインします。
たったこれだけ。
領収書が必要な場合は、電話番号を入力するとSMSかMMSで届きます。
メールアドレスを入れると、メールで届きます。
なんともはや、よく出来たモノです。
luóboのようなお店で使うことは、殆どないかもしれません。
でも数年前韓国に行った時、たかがランチの数百円をカードで支払う人もよく見かけました。
アメリカでもハンバーガーをカードで支払うくらいです。
なので、日本でもそうなるかも知れませんね。

とまあいろいろ書いてますが、早い話Squareを使ってみたかったんです。(笑)
そう、AppleStoreのようにカッコよくね！(笑)

こんなちっちゃなモノで、しかもiPhoneやiPadで決済出来るなんて便利ですよね！

新年明けまして、おめでとうございます。

昨年はluóboに何度も足を運んで頂き、誠にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年のお正月休みはいつもより長いお休みでしたが、如何お過ごしでした？
ご実家にお帰りになって、体重が増えてしまった！なんてことありません？(笑)
私も食べ過ぎ飲み過ぎで、体調を崩してしまいました。(笑)
でも、そうは言ってもお正月。
私の「お正月ぶら歩き」をちょっと書きますね。

私のお正月は、2日の三社参りからスタートです。
毎年行っている2箇所の神社と、毎回初めての神社ひとつを巡ります。

和布刈神社は渋滞！参拝をするまでに30分くらい待ちました。


今回初めての神社は、門司の和布刈神社でした。
鎮座して1800年という歴史をもつ神社です。
ちっちゃな神社ですが、関門海峡に面していてとても気持ちのいいロケーションです。
帰りは海沿いの遊歩道を歩いたのですが、これもとてもいい遊歩道でした。
名前も「観潮遊歩道」という名前で、関門海峡の潮の流れが観察出来ます。
行き交う船をぼ〜っと見ているのもいいものです。
今年のお正月はお天気が続いたので良かったのですが、
これが雪だの風だのって事になると寒くて早々と逃げ帰ったかも知れません。(笑)

翌3日は、夏にも行った島巡りです。
夏の島巡りは下関の六連島でした。まあこの島の、なあんにもないこと！
でも、この「なんにもないこと」も楽しんできました。
で、今回は国東半島から出ているフェリーに乗って、大分県の姫島という島です。
所要時間は20分程度。今回は車ごと島に上陸です。
姫島は養殖の車海老で有名です。が、お値段高すぎ！ランチをとったお店の踊り食い、1尾1260円〜。
車海老とは言え、養殖ですからねえ・・・・ちょっと食べる気にはなりません。
で、姫島観光。
と言っても、やはり大したものはありません。
漁師さんが、ひじきをゆでて干していたのがとても印象的でした。
後は灯台。明治の頃に出来た灯台ですが、どってことありません。
ただこの灯台からの景色は、素晴らしい景色でした。
この島巡りを私が好きな理由は、私の日常からかけ離れていることなんです。
まず船に乗ることも普段はありません。
そして島そのもの。
山の上に住んでいる私にとって、周りを海に囲まれた島にあこがれてしまうんですね。
生活は大変かも知れません。
ちょっとした買い物も簡単には出来ないと思います。
逆に言うと、そういう不便さにあこがれているのかも知れません。
船を待つ間の無駄な時間や、何も考えずにぼ〜っと海を見ている時間・・・・・
普段の私にはこういうことが新鮮に映ります。

姫島の神社にいたにゃんこ達。
ニセ岩合さんです。(笑)

帰りのフェリーから。
夕日にはちょっと早かったのですが、綺麗でした。


翌4日は、初IKEAです。(笑)
何か目的をもって行かないと、何も買う気がしないIKEAでした。(笑)
ただただ、疲れました・・・・はは・・・

そして最終日の5日。
飯塚の旧伊藤伝右衛門邸へ行きました。
以前飯塚では嘉穂劇場へは行ったことがあったのですが、この伊藤伝右衛門邸は初めてでした。
私の祖父は畳職人でした。京都で修行を重ね仕事をしていて、それなりに名前が知られていたそうなんです。
その祖父が京都から呼び出されて、この伊藤伝右衛門邸の畳を敷いたそうです。
そのことを知ったのは、前日の4日。兄からでした。
それで見てみたい！と思ったんです。
明治に建てられた部分と、大正時代に士族の娘、白蓮を嫁として迎えた時に増築された部分のとても大きなお屋敷です。
入ってすぐ目に入るのが、洋式の応接間。
当時の飯塚の炭鉱景気が、もの凄い事だったのが分かります。
前日見たIKEAの家具が、メチャクチャ安っぽく感じてしまいます。(笑)
九州で初めての水洗トイレもあります。
後は日本間が殆どです。廊下も畳です。
説明をして下さる方に聞きました。
「畳は何枚くらいあるのですか？」「210数枚です！」
おぉ・・・・それを祖父が作ったのかぁ・・・・
感無量！
建物も本当に素晴らしいものです。お庭も素晴らしいです。
夏に行った島根の足立美術館の庭園の下品さに比べたら、雲泥の差です。
さすがにこの庭園、国指定名勝にもなっています。
ただの炭鉱成金の邸宅と思っていた私は間違いでした。
あんなに品の良い、美しい建物を見たのは久しぶりで、とても感動しました。
遠方から友達が来た時には、必ず連れて行きたい場所の一つになりました。

応接間。重厚な中にステンドグラスで少しの軽さを出したり。
暖炉も素敵です。

畳敷きの廊下。
天井がとても面白い作りになっています。

お庭からの伊藤邸。
品のいいお庭です。


という訳で、私のお正月ぶら歩きでした。
しかしまあ、よ〜動いたわぁ・・・・(笑)