2013年8月5日

久しぶりのフランス映画・・・


iTunesStoreで映画を借りました。
久々のフランス映画です。
iTunesStoreでも、メジャーなアメリカの映画がどうしても中心になります。
私はヨーロッパの映画が大好きです。
中でもフランス、イタリアの映画は昔沢山ありました。
今映画館で興行している映画は、殆どがアメリカのメジャーな映画です。
特にここ北九州なんかでは、マイナーな映画を見ることは殆ど出来ません。
アメリカの映画が嫌いなわけではないのですが、ヨーロッパの映画は独特の雰囲気があって好きなんです。
今回レンタルした映画は「最強のふたり」という映画です。
貧しい黒人の男が金持ちの障害者の介護をするというお話です。(実話だそうです。)
ギャグも満載、コメディっぽい映画でアメリカ映画でもありそうなストーリーですが、なんか違うんです。
雰囲気とか、カメラワークとか、音楽とか・・・・
アメリカ映画のカラっとした感じがなくて、ちょっと湿った雰囲気なんですね。
そこが、私がヨーロッパの映画が好きな部分だと思います。
フランス映画で特に好きなのは、「ディーバ」というサスペンスっぽい映画です。
黒人のオペラ歌手に憧れる若い郵便配達が事件に巻き込まれるという話ですが、空気感や色彩、音楽、カメラワーク・・・・・
どれをとっても、アメリカ映画にはない雰囲気がとてもいいんです。
この映画の中で、ワインを普通のコップで飲むシーンがあります。
日本だとオマケでもらうようなコップです。(グラスとかいう洒落たものではないんです。(笑))
カフェオレのカップもどんぶりみたいでいいし、フランスパンをそれにバシャバシャつけて食べる食べ方もなんかオシャレなんですよね。
この映画を見て以来私も普段はワイングラスなど使わず、コップで飲んでいます。(笑)
映画自体もとても面白い作品ですが、こういうちょっとしたシーンにフランス映画のオシャレさを感じるんですよね。

小学生の後半頃から、映画に夢中でした。
ディズニーの映画から始まって、沢山の映画を観ました。
見た映画は、ノートに感想文を書いたりしていました。
一番観た年は、年間に200本くらい見ていました。
当時は二本立ての興行が殆どで、リバイバル上映になると3本立てなんて当たり前でした。
一日中映画館をはしごしたり、はては学校をサボったり・・・・(笑)
その当時は、フランス映画やイタリア映画も沢山ありました。
アラン・ドロン、ジェーン・バーキン、ジャンヌ・モロー、アヌーク・エーメ、イザベル・アジャーニ、ジャン・ポール・ベルモンド、ブリジット・バルドー、ソフィー・マルソー・・・・・・
イタリアではソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ジュリエッタ・マシーナ、クラウディア・カルディナーレ、アンナ・マニャーニ、ジーナ・ロロブリジータ、シルバーナ・マンガーノ・・・・
数えきれないほど、ヨーロッパの映画が沢山興行されていました。
今でも、フランスやイタリアで沢山映画は作られていると思います。
でも、日本に入ってこないんですねえ・・・
余程世界で話題になったような映画でも、マイナーな映画館でしか見ることが出来ません。
なんでこんな風になったのでしょう?

iTunesStoreで「名作ワールド・シネマ」というコーナーが出来ました。
メジャーなアメリカ映画じゃない、いろんな国の映画を紹介しています。
勿論そんな中でもとてもメジャーになった「英国王のスピーチ」や「8人の女たち」といった作品もあります。
アメリカ映画もいいです。でも、他の国の作品もとてもいいものが沢山あります。
その国のお国柄みたいなものも感じることが出来ると思います。
もっともっとこういう作品がレンタル出来るようになるといいなあ・・・とつくづく思います。

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