9月のシルバーウィークに5日間で6回来てくださった、坂口さんのご主人の個展です。
実は坂口さんのご主人は学校の美術の先生でもありますが、画家でもあります。
私は写実的な画はあまり好きではありません。(嫌いではないのですが・・・・)
現代的な抽象画の方が好きです。
写実的な画は、描く対象物が必ずありますよね。
でも、抽象画は対象物が必ずあるとは限りません。(ある場合もありますが。)
何かモノを見て描くのではなく、心や頭の中にわき出したものを描くのが抽象画だと思っています。
また対象物があったとしても、それをそのまま描くのではなく、
一旦画家の頭の中に入れたものを、画家の心を通して描いていると思っています。
つまり私は一枚の画を見て、画家の心や頭の中を覗いていることになるんです。
何が描かれているのか?ではなく、その画から出てくる画家のエネルギーや心象を受け取ることが私の画の見方でもあります。
そういう素敵な画を見ることで、自分にもそれを反映させます。
エネルギッシュな画を見ると、こっちもエネルギッシュになるような気がしますし、
静かな佇まいの画を見ると、見ている方の気持ちも穏やかになってくるような・・・・
そこが抽象画の好きな所でもあります。
写実的な画にも決してそれがないわけではありませんが、
それよりも先に「観て綺麗!」という事の方が先に立ってしまいがちです。
画家の心象やエネルギーを受け止めやすいのが、私にとっては抽象画なのです。
今回の個展は、まず会場に入って驚きます。
坂口さんから聞いてはいたものの、その数500点以上の作品が所狭しと並んでいます。
階段の横、裏側、喫茶の壁・・・・ありとあらゆるところに飾られています。
とても面白い企画です。
ご本人は「1000点飾りたい」と仰っていたのですが、500数十点で収まったようです。(笑)
内容は、お若いときからの作品から現在まで。
沢山の作品で、その遍歴を垣間見ることが出来ます。
若いときのエネルギッシュな画、シュールな画の連作も素晴らしい画でした。
北海道にいらしたときの風景画は水彩でしょうか?とても静かですが、力強さも感じます。
文字のような画はいつ頃なのでしょう?梵字のようなとても不思議な画ですが、凛としています。
そして多分最近の画だと思いますが、段ボールに描いた作品群。
段ボールの段々が、とても良い効果を出しています。
素朴に見えるのですが何か叫びのような、心から湧き出たものをとても素直に描いているようで素晴らしい作品でした。
以前他の方のグループ展に行ったときも描きましたが、 luóbo のお客様だから良く書くということは私は決してしません。
もしつまらない個展を観たら、ここでは絶対に載せません。
それほど、私は坂口さんの作品が大好きです。
よく抽象画は分からない・・・・と仰る方がいますが、私は画は観るものではなく感じるものだと思っています。
どう感じるかは、それぞれ違うのは当たり前だと思います。
でも、最初に書いたように抽象画には観るだけではない、自分に跳ね返って来る感動があるんです。
抽象画は分からない・・・・などと仰らずに、是非感じて欲しいと思います。
それが画、いえ芸術全般に言える事だと私は思います。
観る側がどう感じようといいと思います。
描いた人がどんな気持ちで描いたのかも、知る必要はないと思っています。
それよりも何よりも画を観た自分がどう感じるか?の方が大切な事だと思います。
今日、私は沢山のエネルギーを頂きました。
そして、その後の一日が満足感でいっぱいでした。
坂口さん!素晴らしい作品を観させて頂いて有り難うございます。
しばらくはこの満足感が続くでしょう。
つまらないテレビを見るくらいなら、坂口さんの作品を思い出した方が私にとってとても楽しい事ですから!
11月8日まで開催されています。
場所はみやこ町豊津の「みどりの館」(0930-33-6565)11:00〜18:00。
11月2日はお休みです。
みどりの館の入り口でも、作品が迎えてくれます。
展示会場です。圧倒的な作品の量にまずはびっくり!
梵字のような画のコーナーです。凄い!!の一言しか出ません。
沢山沢山ある作品の中で、私がひっくり返ったのがこの猫。
ささっと描いた猫の後ろ姿の、なんと気品のあること!
この絵を観て、なんてうまい画なんだろう!(わたしなんぞが言えるものでもありませんが・・・・)
などとついぞ思ってしまいました。失礼しました!
2009年10月27日
北京ダック!
毎月定例の「東京晩ご飯」・・・・・(笑)
毎回毎回、色々なところに連れて行ってもらえます。
(東京での「晩ご飯ツアー」の企画は、 keiko の友人の sonomi さん。serai は黙って食べる人。(笑))
今までハズレは一度もありません。
ちなみに彼女の本業は旅行会社。
成田発の海外旅行に行こうかな・・・・なんて思ってる人は是非!
いい企画を出してくれるかもしれませんよ!
例えば、「世界B級グルメツアー」とか・・・・・(笑)
今回は新宿の伊勢丹のお向かいにある中華料理。
「中国茶房8」(8がなんなのか分からないんですけど・・・・)
で、なんとメニューの数は200種類を超えるとか!
んもぉ〜〜〜、見てるだけでお腹いっぱいになりそうなくらい。
しかも一皿100円とか200円、300円・・・・・・・(勿論、もうちょっと高いものもあります。)
なんじゃぁ〜〜?これ?
特にお勧めは北京ダック。
まあ、300円ではありませんけど・・・・(笑)
出来上がったら、テーブルの横でダックをさばいてくれます。
こういうサービスも嬉しいですね。
お味の方は・・・・・
中にはちょっと濃いめの味もありましたが、それはそれなりに美味しいですし、
これはちょっと・・・・なんて思ったものはありません。
それなりに、みんな美味しいんですよ!
水餃子なんて、どれもこれも美味しい!
一番だったのはただのエビの塩ゆで。シンプルで美味しかった!
この値段でこの味。で、何よりも出てくるのが早いし、サービスはいい。
なんか高級な中華料理に行くことが、無駄なように思えるくらい。
いったいどれだけ食べたか分からないくらい食べて、
紹興酒も何本飲んだか分からないくらい飲んで、最終的に一人4000円弱。
激安!
あるんですねえ・・・こんなお店が・・・・・
で、話変わって、実は私は行橋によく飲みに行きます。
なんでか?って言うと、はずれがないんですね。
どのお店もそれなりに美味しくて安くて、気持ちがいいんです。
で、行橋が大好きなんですけど、そんなお店の一つに「あづまや」さんという居酒屋があります。
お店は狭い路地を入っていったところにあって、まるで料亭に入るような気分です。
お店の中もとても綺麗で、清潔です。
しかも看板もなにもないので、どこがお店かも分からないような場所です。
で、メニューを見ると・・・・・
そう、100円、200円、300円なんです!!
一番高いものでも、ラーメンか何かが450円だったと思います。
信じられない値段でした。
これを真似して、luóbo のnightをスタートしたくらいです。
(nightも最初は一品ずつ値段を書いていました。100円、200円、300円です。
でも、こっちも酔っぱらってしまって面倒になって、最終的に飲み食い放題1000円になりました。(笑))
本当にこの100円メニューを見たときに驚いてしまって、
こんな値段でやっていけるのかなあ?なんて余計な心配までしたくらいです。(笑)
でも、お客は常に満員。予約をしないと入れません。
薄利多売でやっていけるんでしょうけど、それにプラスしてサービスの良さもあります。
料亭のようなお店の雰囲気もステキです。
本当にいいお店だと思います。
そして今回の新宿の「中華茶房」。
都会のど真ん中で100円メニュー・・・・
これにも驚きました。なにせ新宿でお店を出すなんてこと自体が大変な事だと思うし、
家賃、人件費や光熱費は莫大な金額になると思います。
薄利多売で安くやったとしても、お客さんは来ませんよね?
美味しくないと来ないし、サービスが悪かったら来ませんよね?
高くて美味しい、サービスもいいのは当たり前。
安くても美味しくて、サービスのいい、こんなお店が東京にも出来るようになったんだなあ・・・・
とつくづく思いました。
新宿に行ったら、絶対お勧めの中華料理屋さんです。
行橋の「あづまや」さんも超お勧めですが、これ以上お客さんが増えてしまったら
困っちゃうので場所は教えたくありません。(笑)
いずれ行橋の「ご飯どころ」を、違うHPで作りたいと思っています。
その時に、お教えします!(笑)
今回頂いた紹興酒。昔鎌倉に住んでいるときに葉山の中華料理屋で飲みました。
その時、一本4000円位したような気がします。このお店では安い!(と思う・・・(笑))
全部で10品以上注文したと思いますが、一番のお気に入りのエビの塩ゆで。
さっぱりしてて、美味しかった!
北京ダックをテーブルの横でさばいてくれます。
これもサービスの一つですよね。
実はこの日は sonomi さんのBirthday!!
おめでとう!!!パチッ!パチッ!パチッ!
当然、お年は聞きませんが・・・・
それよりも顔出して良かった?モザイクを入れた方が良かった?・・・・(笑)
毎回毎回、色々なところに連れて行ってもらえます。
(東京での「晩ご飯ツアー」の企画は、 keiko の友人の sonomi さん。serai は黙って食べる人。(笑))
今までハズレは一度もありません。
ちなみに彼女の本業は旅行会社。
成田発の海外旅行に行こうかな・・・・なんて思ってる人は是非!
いい企画を出してくれるかもしれませんよ!
例えば、「世界B級グルメツアー」とか・・・・・(笑)
今回は新宿の伊勢丹のお向かいにある中華料理。
「中国茶房8」(8がなんなのか分からないんですけど・・・・)
で、なんとメニューの数は200種類を超えるとか!
んもぉ〜〜〜、見てるだけでお腹いっぱいになりそうなくらい。
しかも一皿100円とか200円、300円・・・・・・・(勿論、もうちょっと高いものもあります。)
なんじゃぁ〜〜?これ?
特にお勧めは北京ダック。
まあ、300円ではありませんけど・・・・(笑)
出来上がったら、テーブルの横でダックをさばいてくれます。
こういうサービスも嬉しいですね。
お味の方は・・・・・
中にはちょっと濃いめの味もありましたが、それはそれなりに美味しいですし、
これはちょっと・・・・なんて思ったものはありません。
それなりに、みんな美味しいんですよ!
水餃子なんて、どれもこれも美味しい!
一番だったのはただのエビの塩ゆで。シンプルで美味しかった!
この値段でこの味。で、何よりも出てくるのが早いし、サービスはいい。
なんか高級な中華料理に行くことが、無駄なように思えるくらい。
いったいどれだけ食べたか分からないくらい食べて、
紹興酒も何本飲んだか分からないくらい飲んで、最終的に一人4000円弱。
激安!
あるんですねえ・・・こんなお店が・・・・・
で、話変わって、実は私は行橋によく飲みに行きます。
なんでか?って言うと、はずれがないんですね。
どのお店もそれなりに美味しくて安くて、気持ちがいいんです。
で、行橋が大好きなんですけど、そんなお店の一つに「あづまや」さんという居酒屋があります。
お店は狭い路地を入っていったところにあって、まるで料亭に入るような気分です。
お店の中もとても綺麗で、清潔です。
しかも看板もなにもないので、どこがお店かも分からないような場所です。
で、メニューを見ると・・・・・
そう、100円、200円、300円なんです!!
一番高いものでも、ラーメンか何かが450円だったと思います。
信じられない値段でした。
これを真似して、luóbo のnightをスタートしたくらいです。
(nightも最初は一品ずつ値段を書いていました。100円、200円、300円です。
でも、こっちも酔っぱらってしまって面倒になって、最終的に飲み食い放題1000円になりました。(笑))
本当にこの100円メニューを見たときに驚いてしまって、
こんな値段でやっていけるのかなあ?なんて余計な心配までしたくらいです。(笑)
でも、お客は常に満員。予約をしないと入れません。
薄利多売でやっていけるんでしょうけど、それにプラスしてサービスの良さもあります。
料亭のようなお店の雰囲気もステキです。
本当にいいお店だと思います。
そして今回の新宿の「中華茶房」。
都会のど真ん中で100円メニュー・・・・
これにも驚きました。なにせ新宿でお店を出すなんてこと自体が大変な事だと思うし、
家賃、人件費や光熱費は莫大な金額になると思います。
薄利多売で安くやったとしても、お客さんは来ませんよね?
美味しくないと来ないし、サービスが悪かったら来ませんよね?
高くて美味しい、サービスもいいのは当たり前。
安くても美味しくて、サービスのいい、こんなお店が東京にも出来るようになったんだなあ・・・・
とつくづく思いました。
新宿に行ったら、絶対お勧めの中華料理屋さんです。
行橋の「あづまや」さんも超お勧めですが、これ以上お客さんが増えてしまったら
困っちゃうので場所は教えたくありません。(笑)
いずれ行橋の「ご飯どころ」を、違うHPで作りたいと思っています。
その時に、お教えします!(笑)
今回頂いた紹興酒。昔鎌倉に住んでいるときに葉山の中華料理屋で飲みました。
その時、一本4000円位したような気がします。このお店では安い!(と思う・・・(笑))
全部で10品以上注文したと思いますが、一番のお気に入りのエビの塩ゆで。
さっぱりしてて、美味しかった!
北京ダックをテーブルの横でさばいてくれます。
これもサービスの一つですよね。
実はこの日は sonomi さんのBirthday!!
おめでとう!!!パチッ!パチッ!パチッ!
当然、お年は聞きませんが・・・・
それよりも顔出して良かった?モザイクを入れた方が良かった?・・・・(笑)
2009年10月20日
ありがとうございました!!m(__)m
本当に寒くなりました。
いつぞやの、平尾台の朝の気温は6度!!
夜もめっきり寒くなってきて、ストーブをつけることもしばしば・・・・・・
そんなこんなで、昨年から始めた 「luóbo night」。
「梅雨明けからストーブまで」という期間限定で、土曜日の夜もお店をオープンしてきました。
こんな平尾台の田舎に夜お客さんなんて来ないとは思うけど・・・・・
なんて思いながらスタートした昨年。
1日だけお客さんのいない日がありましたが、それ以外は毎週どなたかいらして下さいました。
そして今年は7月25日からスタート。
なんとまだ梅雨明けもしていなかったんですねえ・・・・
9月のシルバーウィークの週末はお休みを頂いて四国へ行ったので、その週の土曜日はnightもお休みしました。
その次の週も実は風邪で寝込んでしまい、休まざるを得ない状態になってしまいました。
(ご予約を頂いた皆さん、申し訳ございませんでした。)
それ以外の土曜日は、本当に皆さんよくこんな田舎にまでいらして下さいました。
失礼ながら、このblog上でお礼を申し上げます。m(__)m
nightのコンセプトはいつもいらして下さるお客様に、いつもと違うメニューをお出しして楽しんで頂こう・・・
というコンセプトです。
音楽も昼間はクラッシックですが、nightはJazzです。(オトナでしょう?(笑))
メニューは、殆ど居酒屋です。(笑)
でもせっかくだから、こちらではなかなか食べることの出来ないものを用意しよう!と。
一番のお勧めは魚の干物でした。
新潟の「のどぐろ」、福島の「めひかり」、金沢の「くにゃら」、北海道の「いかなご」「氷下魚」・・・・
どれも美味しい干物です。
そして keiko から送ってもらう、金沢の食材。
「金時草」や「ひろず」、「加賀麩」、「白山堅豆腐」、「太きゅうり」・・・・
ここ2週間は「まこもたけ」もお出ししています。
ご存じですか?金沢の人だったら多分どれも知っているものですが、こっちではありません。
洋メニューはタコス、スペアリブのコーラ煮、ラザニア、カプレーゼ・・・・・
この洋メニューは殆ど自分が食べたいモノで(笑)、その辺のお店ではなかなか食べられないんですよね。
イタリアンに行けばラザニア、カプレーゼを食べられますが、
タコスも食べたい!となるとメキシカンになっちゃいますもんね。(笑)
料金は食べ放題、飲み放題で、1000円!(笑)
みなさん気の毒に思われて、なにかしら持ってきて下さいました。(笑)
(来年はひょっとして、値上げするかも知れませんが・・・・(笑))
カウンターだけなので5名様限定ですし、お出しできるメニューもそんなに沢山出来ません。
でも、皆さんホントによくいらして下さいました。
自分も飲んでいるのですっかりほろ酔いになって、ろれつが回らないことも!(笑)
お客様がつぶれるか、私がつぶれるかの勝負です。(?)(笑)
でも、本当に楽しいnightでした。
そして、今年は10月24日を最後にnightを終了します。
わずか3ヶ月ちょっとでしたが、nightへいらして下さった皆様、本当に有り難うございました。
そして今年いらっしゃる事が出来なかった皆様、来年は是非いらして下さい!!
美味しいものを食べて、楽しいお話をしましょう!
ただ・・・・私に体力が残っていれば・・・の話ですが・・・・・(笑)
2009年10月14日
新記録!!
ゆみゆみさん、kunibouご夫妻と坂本様ご夫妻です。
先日シルバーウィークの時に、5日間で6回いらして下さった坂口様を
記録保持者として luóbo に登録致しました。(笑)
そして今回、またまた別の新記録が出ました!!
それは・・・・・
お蕎麦セットに付いている鳥ご飯おにぎりを、8コも食べて下さった坂本様ですぅ!
(うわぁ~~、パチッ!パチッ!パチッ!)
実は坂本様ご夫妻は luóbo がオープンしたその年の8月か9月頃にいらして下さった、
luóbo でも一番古いお客様でもあります。
当時、まだ luóbo ではお蕎麦を出していませんでした。(多分、その数ヶ月後にお蕎麦がスタートしたと思います。)
当時は、おにぎりをメインにしたセットだけだったと思います。
で、その当時はおにぎりを私の母に作ってもらっていました。
そのおにぎりが美味しいと仰ってくださって、多分その時は6コお食べになったと記憶にあります。
その後も毎年9月頃に、熊本からいらして下さいます。
年に一度ですが、毎年毎年来てくださるのは luóbo にとって本当に大切なお客様です。
昨年もいらして下さって、お帰りになった後メールを頂きました。
「いつものおにぎりと味が違いました。具材の一つ一つの味がしませんでした。」と。
うぅ~~~ショックぅ!!本当にショックでした。
で、原因を考えました。母から教えてもらった作り方は、いつもと変わりません。
具材も変わりません・・・・?????そういえば・・・・・
具材が違ってたんです。
人参、ゴボウ、椎茸、鶏肉・・・・これは同じですが、その時百姓チームのゴボウと人参がなかったのです。
当然、購入するしかありません。
購入するにしても、品質のいい物を選んでいたつもりでした。
それでもダメだったんですね。
やはり farmer's serai の人参とゴボウを使わないと、坂本様にはバレバレです。
百姓チームの人参とゴボウは特に香りが良くて美味しいと評判ですし、
luóbo でお出しする人参のジャムもうちの人参でしか作りません。
買ってきた人参では、美味しいジャムも出来ないんです。
ゴボウも同じでした。炊きあがった鳥ご飯のふたを開けたときの香りが、全く違うんです。
それは分かっていたのですが、そのことに気づかれた坂本様には脱帽です。(m_m)
今回坂本様がいらっしゃるとメールで通知を受けたとき、実はゴボウは買ってきたモノでした。
で、お二人がいらっしゃる数日前から百姓チームのゴボウの出荷がスタートしました!(ほっ!)
おかげで今回は、わが百姓チームのゴボウと人参を使った鳥ご飯をお出しすることが出来ました。
(ただ、どうしても時間がなくて、ゴボウをささがきにしたまま一晩おいたのが悔やまれますが・・・・)
で、8コという記録になりました。しかもその前にグリーンカレーもお食べになっています。
その後もハンバーグシチューを、単品でお食べになりました。(笑)
もう、その食べっぷりは luóbo としては嬉しいかぎりです。
こうして毎年一回いらして下さるお客様も、ホントにホントに大事な大事なお客様です。
luóbo にとってはとても怖いお客様ですが(笑)、
「鳥ご飯の味が落ちた原因究明」にも繋がったので(笑)とても有り難い事だと思います。
luóbo は、しろ~~とがやっています。(そう、私です。(笑))
他のお客様にも「今日は、お蕎麦のおつゆの味が違う!」とかよく言われます。(そう、ゆみゆみさん!です。(笑))
本人としては、同じように作っているつもりなのですが・・・・・
そこが、やはりしろ~~~となんですねえ・・・・・すみませんです・・・・
でも、とりあえず「まずく」するつもりはないので、どうぞご勘弁を!(笑)
ただ、鳥ご飯の「味が落ちた」のだけは私にとってもやはり納得のいかないことでした。
坂本様、本当に有り難うございました。
これからも皆様のお口に合うかどうかは分かりませんが、私なりに出来るだけ美味しく作っていこうと思います。
そしてもし「味が落ちた」時は、どうぞ仰ってください。
luóbo の調理人として「慣れない」為にも、いつも「真剣」でいる為にも、皆様のそうしたお声がとても大切だと思っています。
熊本から一年に一回いらして下さる、坂本様。
また来年、お会い出来るのを楽しみにしています。
そしてその時は、元気なお子さんをお連れになって下さい。
(来年1月3日が予定日との事!!!おめでとうございます!!それまでお体、お大事になさって下さい!)
そしてその時もゆみゆみさん、kunibouご夫妻、坂口様ご夫妻、さゆり姫・・・・
みなさんもいらっしゃると思います。(ですよね?)
またワイワイ楽しみましょう!
luóbo をオープンして4年半が過ぎました。
luóbo は、こうしてお客様同士で楽しんで頂けるような場所にしたいと思ってオープンしました。
今、少しずつそれが実現しています。
どうぞ他の皆様も、 luóbo で人と人の繋がりを楽しんで下さい。
そして luóbo 以外のところでも、繋がりが続くような関係が出来るといいなあ・・・と思います。
2009年10月8日
オペラ!
先日、お店にご近所のNぴーさんがいらっしゃいました。
彼女はクラッシックのピアニストです。
今年の春にホームコンサートを開いたときに、やっと彼女のピアノを聞く機会が出来ました。
彼女のピアノはとても繊細で、私は大好きです。
そんな彼女が、お店にいらしたときに持ってきたのがDVDでした。
「見る?」と言われて、見てみたらオペラのDVDです。
で、それは雑誌風になっていて、よく書店で毎月1900円とかで売っているアレです。(笑)
おぉ~!オペラのそんなのが出たんだぁ!!
ってんで、私も欲しくなってしまいました。
で、ネットで探して即、定期購読。(笑)
だって安いんだもん!!(笑)(ちなみに一回分1990円で、月2回発行)
先日一回目と二回目の分が届いて、昨日3回目の分が届きました。
一回目がカルメン。二回目が椿姫。三回目が魔笛。
う~~~ん、どれもいいかもぉ・・・・
で、昨日「椿姫」を見ました。
これがなかなかいんですね。
主役の椿姫・ヴィオレッタをやっているのがアンジェラ・ゲオルギュー。
相手役のアルフレードにはフランク・ロパード。
その父親役にバリトンのレオ・ヌッチ。
中でもレオ・ヌッチは以前来日したときに聞いたことがあり、非常に上手いバリトンでファンでした。
ヴィオレッタ役のアンジェラ・ゲオルギューは初めてでしたが、とても美しくてヴィオレッタにはぴったりです。
相手役のフランク・ロパードが唄は上手いのですが、容貌がいまいち・・・・(笑)
ストーリーは単純です。
高級売春婦のヴィオレッタが、結核で死んじゃう話です。(簡単すぎ?(笑))
もうちょっと詳しく書くと・・・・
そのヴィオレッタに惚れた若造がその女に囲われてプライドを傷つけられたと勝手に大騒ぎして、
挙げ句に決闘をして追放され、ヴィオレッタが死ぬ間際に帰ってきて「すんません!」と言って
ヴィオレッタが死んじゃうって・・・・(ちっとも詳しくない?(笑))
まあ、なんともありがちなラブ・ストーリーです。
(オペラでは、あまりストーリーは気にしない方が・・・・(笑))
そんなストーリーでも、見応えのあるのが衣装です。
最後の死ぬシーンは、まあ普通のパジャマなので置いといて・・・・
それ以外のドレスはさすがに見事!これはどんな「椿姫」を見ても、とにかく豪華です。
そして聞き所は、やはりヴィオレッタ。
当然ソプラノ歌手がやりますが、このヴィオレッタの場合ソプラノの中でも「リリコ」という可愛い声(叙情的)を
使うシーンが多いのです。
所が、後半になるとドラマティコのソプラノに変わります。
このドラマティコ、可愛いどころか迫力のある歌い方が出来ないと務まらないんですね。
前半は男に惚れるヴィオレッタの可愛さでリリコ、後半は「ああ!私は死んでしまうんだ!」と嘆き悲しむドラマティコ。
この両方を使い分けるのが、難しいと言われています。
しかも全編出ずっぱりで、常に歌います。
これも相当の体力が必要になってくると思います。
つまりただのソプラノ歌手では、なかなか出来ない役柄なんですね。椿姫は・・・
ただ一つ足りないのが、一番有名なアリアでヴィオレッタが歌う「ああ、そはかの人か」から「花から花へ」の曲。
その唄の最後の一番の高音が出なかった事。(出さなかったのかも知れませんが・・・・)
まあ、これはマリア・カラスが勝手に高音を出して、それが定番になっていただけの話なので
本当は大したことではないのですが、やはりあの一番高い声が聞きたかった・・・・(笑)
でも、この2曲も最初の曲がリリコ、「花から花へ」はコロラトゥーラという唱法を使います。
全く違う歌い方をさせられる「椿姫」は本当に難しいと思いますが、
そんなこと知らなくても楽しめるとてもいいオペラだと思います。
それにもまして、指揮がサー・ゲオルグ・ショルティ、演奏もステージもコヴェント・ガーデン王立歌劇場。
これだけでも買った価値がありました!
今後、このシリーズは65巻まで続くとのこと・・・・!!
古いオペラもあるかも知れませんが、それはそれで楽しみ。
クラッシックに関しては、新しいものがいいとは限りません。
古くても優れた演奏が沢山あるんです。
東京、鎌倉にいたときは、オペラもクラッシックの演奏会にも行きましたが、
今では殆ど見ることも聞くことも出来ません。
生で見る方が本当はいいに決まっていますが、こればかりは仕方ありません。
でもこうして田舎で好きな時間にオペラを見られることも、幸せかも知れませんね。
オペラをちょっと見てみたい!とかもし思われたら、DVDの貸し出しをしますよぉ!!
但し、私が見終わった後でですが・・・(笑)
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