2010年1月19日

懐かしいお好み焼き!

私は北九州の若松というところで生まれ育ちました。
若松は昔筑豊の炭鉱から石炭が運ばれ、その石炭を船で各地へ運搬する為の拠点でした。
当時は石炭成金も大勢いたようで、若松の街は活気に溢れていたそうです。
そんな若松に昨日行ってきました。
我が家が愛飲しているお茶を買う為です。
お茶を買って、暫く歩いてみました。
小学生の時の友人の家具屋さんは当然しまっていましたし、
私が祖母と一緒に買い物に行った市場などは殆どのお店が閉まっている状態。
この市場の中にも友達がいたなあ・・・・
なんて思いながら歩いていたら・・・・
「お好み焼き、たこ焼き」のお店がありました。
実は昨年の暮れに八幡の黒崎の商店街で「一銭洋食」なるものを食べたんです。
京都が発祥らしく、お好み焼きの原型だと言うことは知っていましたが食べるのは初めてでした。
具はネギとモヤシだったと思います。しかもお値段、なんと!150円でした!
勿論、美味しかったのは言うまでもありません。
その時以来、「昔食べたお好み焼きが食べたい!」とずっと思っていました。
若松の私の家のお向かいが、お好み焼き屋さんだったのです。
小さいときははなかなか食べさせてもらえなかったのですが、大きくなってからは自分のお小遣いで時々食べていました。
そのお好み焼きは広島風にぴ〜〜っと薄い生地を鉄板に敷き、上にキャベツやモヤシや豚肉や卵などを乗せて焼くんです。
広島風は山のようなキャベツを乗せますが、そんなに沢山じゃありません。
それに焼きそばも入っていません。
出来上がりも分厚くなく、薄いお好み焼きだったんです。
で、お店の外で覗いていたら、そんなお好み焼きを焼いているんです!
これは食べなくちゃ!!ってんで、お店に入りました。(笑)
カウンターに数人しか座れない、ちっちゃなお店です。
でも、メニューは豊富!
外で待っているおっちゃんの為に作っていたのは「広島風」でした。
で、私は普通の「ミックス」を注文。
勿論、美味しかったのは当たり前!
久しぶりに懐かしい味に出会いました。
まだこんなお好み焼きがあったんだぁ!!
なんだかとても嬉しくなりました。
また行きたいお店です。















ちなみに外のおっちゃんが頼んだ、広島風お好み焼きの麺はなんと!うどんでした!(さすが福岡!(笑))
















これがミックス焼き。薄いでしょ?
私が東京に出て初めてお好み焼きを食べたのは、渋谷の「こけし」というお店でした。
この時初めて自分で作る(焼く)お好み焼きでしたが、
生地と具をぐっちゃぐちゃに混ぜて焼くのにはすごい抵抗がありました。
なんか汚い・・・・(笑)
まあ長いこと住んだおかげで、東京のお好み焼きにも慣れましたが、
やっぱり薄くぴ〜〜っと生地を伸ばして焼くあのプロのテクニックは見ていて面白いですね。















これが昨年食べた一銭洋食。具がシンプルで美味しかった!
なんつっても、150円には驚き!!

1 件のコメント:

  1. 一銭洋食って、それまで知りませんでしたね。
    でも、シンプルで美味しかったです!
    お好み焼きの原型だったとは!

    >>ちなみに外のおっちゃんが頼んだ、広島風お好み焼きの麺はなんと!うどんでした!(さすが福岡!(笑))

    面白いね〜!、でも焼きうどんも美味しいから、なんか納得できます(笑)。
    大昔にsonomiさんと一緒に、イタリアはミラノの下町?の中華レストランで食べた焼きそばの麺が、スパゲッティだったのと同じようなもの??(笑)

    ん〜、今日のお昼ご飯はお好み焼きか?(笑)

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