2009年5月17日

行楽シーズンになると又考えてしまう luóbo のコンセプト・・・・



昨年の秋のエントリーでも書きましたが、もう一度書こうと思います。
今年の連休の時もやはりそうでした。
嫌なお客が来ます。
「ここはなんなのぉ???」とか「何が食べられるのぉ??」とか、入って来ていきなり言うお客様がいます。
「ここはなんなの?」って言われても・・・・
・・・・・表の看板見れば分かるでしょう!!・・・・・・
「喫茶店です!」(笑)
「何がたべられるの?」
・・・・・それも表の看板見ればわかるでしょう!!・・・・・・
「表の看板に、あるだけですけど!」
それ以上の答えはしません。お客としてのルールがないからです。
「金払うからいいでしょ!」なんて問題じゃないんですよ!
お金をお返ししてでも、来て欲しくないお客はいるんです。
本当に観光シーズンに入った平尾台には、訳の分からん観光客が増えます。
お店のカウンターにはお帰りになるお客様に「お車の中ででもどうぞ!」と思ってキャンディーを置いています。
いきなり入ってきて、「ここはなんなの?」って言った後、「あら!これいいの?」って言って
キャンディーをわしづかみに持っていったオバサンもいました。
殆ど「泥棒!」の世界です。
皆さんにはとても信じられない事でしょうが、ホントにこのようなことが沢山あるんです。
昨年の秋のエントリーの中で「blogで luóbo をお褒め下さった方がいた」と書きました。
その方はワンちゃんを連れてきます。今回の連休にもいらっしゃいました。
実は去年のエントリーでは書かなかったことを書きます。
その方達がいらしたのは昨年の秋です。
ランチを3名様で食べていただきました。
blogにも「美味しかった」と褒めていただきました。
お食事が終わって、お帰りになりました。
その数時間後またいらして下さったので、こちらとしては嬉しい限りでした。
今度はお飲み物のご注文です。
ところがその時仰った言葉が・・・・・
「食後の値段でいいですよね!」・・・・
そう、 luóbo ではお食事後のお飲み物やデザートは、すべてお安く提供しています。
でも普通、一端お店を出て数時間後にもう一度入ってきて「食後の値段で・・・・」って言いますか?
私もいつもなら又来てくださったことに感謝して、食後の値段でお出しししょうと思っていました。
勿論それは luóbo のサービスの一環だと思っています。
でも、それをお客様が口に出して言うことではないと思っています。
私としてはだまって安くお出ししようとしていたのに、「ず~ず~しさ」だけが残るむなしい結果となりました。
この一言で私は「客としてのマナーがない!」と判断しました。
昨年のエントリーではこのことは書きませんでした。
今回またいらして下さったのですが、私は去年のそのことを忘れることが出来ません。
今回は申し訳ないのですが、ぞんざいに扱わせていただきました。
つまり luóbo としては「又いらして欲しい素敵なお客様」ではないからです。
このblogをご覧になるかも知れません。
「ふざけんな!」とその方のblogに書かれるかも知れません。
が、やはり luóbo は luóbo 。
基本のコンセプトは変えることが出来ないのです。
それを変えることは私の性格を変えなくてはなりません。(笑)
luóbo はあくまでも「普通のマナーをお持ちになったお客様」がいらして、
のんびりしていただく場所にしたいと思っているだけです。
普通ではないマナーのお客様がいらしたら、他のお客様にご迷惑がかかるからです。
連休の間も不愉快なお客様がいらっしゃいます。
おおむね「オジサンオバサン」が多いです。
よくあることなのですが、中年の夫婦がメニューも見ないで「蕎麦!」とか叫ぶんです。
「蕎麦!」って言われたら「セットですか?単品ですか?」と聞きます。
そうすると「ん?なにそれ?」
・・・・・うぅ~~~~ちゃんとメニュー見てくださいよぉ!!
「んじゃ、セットで!」
「暖かいお蕎麦と冷たいお蕎麦がありますけど・・・」
「ん?なにそれ?」
・・・・・うぅ~~~~ちゃんとメニュー見てくださいよぉ!!
「んじゃ、冷たいの!」
「冷たいお蕎麦だと、おろし蕎麦かざる蕎麦が選べますが・・・・」
「ん?なにそれ?」
・・・・・うぅ~~~~ちゃんとメニュー見てくださいよぉ!!(笑)
こういうお客には、最初から「はい、かしこまりました。」と言って
暖かい蕎麦だけを出そうかと思っちゃうくらいです。(笑)
luóbo は一人でやっています。
このやりとりだけで、他のお客様のものが遅れたりすることが多々あります。
本当に来て欲しくないお客です。
逆に若い方の方が、とてもマナーがあるように思います。
お帰りになるときに、イスをきちんと元の位置に戻された20代の前半の男性。
注文をするときに「お願いします」と仰ってくださる若い女性。
赤ちゃんを抱いて入ってきたカップルはどうみても10代でしたが、
茶髪のおかあさんも若いおとうさんも、とてもきちんとした話し方をしました。
お店を出るときに「ごちそうさまでした」とご丁寧な言葉。
見た目で人は判断できませんし私はしませんが、ホントに素敵な若い人たちもいっぱいです。
若いお客様で嫌な思いをしたことは、あまり記憶にないくらいです。
逆に身なりはきちんとしたオバサンがキャンディーをわしづかみにしていく場合の方が多いんですね。

ホントにオバンとオジンは、どうしてあんなにマナーが悪いのでしょうか?
連休が終わって、これからは静かな luóbo になります。
でも、また秋の観光シーズンになると、こういう訳の分からない人たちが増えてきます。
その時もし luóbo にいらしたら、私の超不機嫌な顔を見ることになるでしょうし、
そんな嫌なお客に対して喧嘩をふっかけるかも知れませんが、
「 luóbo を守るため!」と、どうぞ暖かく見守ってやってください。(笑)

3 件のコメント:

  1. わかりました。
    客としてのマナーの心得を学ばせていただきました。
    他店でもそうだと思いますよ!
    よくぞ本音をいってくださいました。

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  2. わかりました。
    客としてのマナーの心得を学ばせていただきました。
    他店でもそうだと思いますよ!
    よくぞ本音をいってくださいました。

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  3. hanssが主張されることは、最もですね!
    「マナー」って、かなり奥が深い難しい問題だと思います。
    マナーはその人の人間性そのものですね。
    マナーを身につけるということは、周りの人に対して思いやりを持つという事だと思うのです。
    「基本的な思いやり」さえ有れば、どんどん身について行くような物に思えるのですが、、
    人生を長く生きた、おじさん、おばさんに「マナー」に欠けた人が多いというのは、なぜでしょうか?
    思いやりを持っていない訳ではないと思うんですがね。。

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