2008年10月30日

子供がダメで、赤ちゃんはOK?



少し前にいらして下さったお客様が、blogで luóbo の事を褒めて下さいました。
有り難うございます。
で、その方のblogの中に写真があって、入り口の「小学生以下はお断り!歩けない赤ちゃんは歓迎!」
に対して「なんか勝手だなあ・・・」というコメントが載っていました。
小学生はダメで、なんで赤ちゃんはOK!なの?ってことでしょうね。
その方が見てくださるかどうかは別にして、ここで luóbo の子供に対するコンセプトを
書いてみようと思います。
まず luóbo をやると決めたときに、とにかく大人がのんびりゆっくり出来る場所を提供したかったのです。
スタバやドトールのような落ち着かないスペースではなく、昔からあるような喫茶店にしたかったんです。
そこにしつけのなっていない子供が大声を出したりすると、周りのお客様のご迷惑になります。
例えばフランスなどでは、子供は15歳までは外食なんぞ御法度です。
当然親も連れて行きません。これは正しいと思います。
レストラン(たとえファミレスのような所でも)などに連れて行くべきではないと私は考えます。
日本の親は子供連れでどこかに行くのなら、お弁当を持って行くべきです。
luóbo が小学生以下の子供は入れないで赤ちゃんを入れてもいいというのは、
赤ちゃんの場合、例えば泣いたりするのは赤ちゃんの「仕事」(=本能)だと思っています。
ですからこれはしつけで泣きやむものでないと思っています。
そういった人間本来のピュアなものをもっている赤ちゃんに関しては、私は「大歓迎!」と言うことになるのです。
しかし3歳、4歳となってくると親の気を引くために騒いだり、むやみに走り回ったりします。
これはしつけの悪さによるものです。
以前、お店にいきなりダダァ~~~っと走ってきた子供がいました。年の頃6才くらいです。
私が唖然としていたら、その後にその子の多分おばあさんくらいの女の人がお店に入ってきて、
「何が食べられるん?」当然、私は頭に血が上っていますので(笑)
「すみません、小学生以下のお子様はお断りします」って言ったら「この店は子供に昼飯も食わせないのか?!」
(あくまでも女の人です)と大きな声を張り上げました。
つまりこんなバサマがしつけているようなガキは、最悪だと言うことです。
私は子供が嫌いな訳ではありません。純真で可愛くて素直な子供もいます。(友人の子供です)
親のせいで、きちんとしつけが出来ていない子供を入れたくないんです。
それは親も嫌いだから、というのもあります。
皆さんマーケットなんかに行くとお分かりでしょう?
私は子供が走り回ったりしてると怒ります。
その時親はなんて言うかわかりますか?
「ほ~~ら、あんたがそんなことするから、怒られたじゃない!」って子供のせいにするんですね。
そうじゃないんだっちゅうの!!「親であるてめえが悪いんだっちゅうの!」(笑)
ヘンな世の中になりましたねえ。
そう言うわけで luóbo はワガママです。(笑)
でも、それでいいと思っています。
私の好きなお客さんだけ入れたいのです。嫌いなお客さんは来て欲しくありません。
自分のお店だったら、普通そう考えるでしょう?
ただ売り上げとか考えるとそうもいかないので、
仕方なく迎合してしまうお店も仕方がないとは思いますが・・・・

子供の話からは、ずれますが・・・・・・
私が他のお店に行くときは、きちんとマナーを守ります。
これは客としてのマナーです。
普通の方だったら、普通にもっているマナーです。
それすら欠けている人もいます。先ほどのバサマもそうですが、
いきなりお店に入ってきて「ここは何?」(表に看板出てるから見ればわかるだろ!!(笑))
メニューも見ないで「そばっ!」
勝手にメニューを持って行く人。
こんなお客は私からしてみると、「客のマナー」がなっていない人たちです。
そういう人は最初から差別しています。(笑)
「おまけ」は一切出しません。(笑)
何かを聞かれたら答えますが、殆どむかついた表情です。(笑)
二度と来て欲しくないから、余計につっけんどんにします。(笑)
でも普通にマナーをきちんとお分かりのお客様には、出来る限りの事をさせて頂きます。
それが luóbo のコンセプトでもあります。
このエントリーを見ると「なにぃ?この店!!ふざけんじゃねぇ~~よ!!」
って言う人もいらっしゃると思います。
それで私は構いません。分からない人には来て欲しくないからです。
でも普通にマナーをお持ちで、こういう私の考えを分かっていただけるお客様は
必ずいらっしゃると思っています。
今常連でいらして下さっているお客様は、皆さんそうです。
そういうお客様が、私にとって一番大事なお客様です。
媚びを売ってお客を増やそうとも思いません。
luóbo にいらして、日常の生活から少しでも違う環境でのんびり出来たら・・・・
と思うだけなのです。
お店を荒らされたくはありません。嫌なお客は断ります。
子供も、良い子かどうか見分けることが難しいので、お断りします。
他の方から見ればワガママなお店かも知れませんが、私は普通のお店だと思っています。
ただ商売だからと言って、お客に迎合しないだけです。
私が好きなお客様は、他の私が好きなお客様をやはり好きになってくださると思います。
そうすると、お客様同士で会話が生まれます。
そういうお客様同士のコミュニケーションの場所になったらいいなあ・・・
と、つくづく思う今日この頃です。

13 件のコメント:

  1. hanssさんを存知上げない方は、ただのわがままだとおもわれるかも知れませんが、子供が騒ぐことを考えると、やはり落ち着きません。こういう徹底したお店があってもいいと思うし、とにかく常連客の処遇はすばらしく、落ち着けて、才ある方で、虜になりますよ!

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  2. >ゆみゆみさん!
    >>こういう徹底したお店があってもいいと思うし・・・・

    有り難うございます。
    自分としては徹底しているつもりでも、なんか抜けてるような・・・・(笑)
    でも、そう仰ってくださるとホントに励みになります。

    >>とにかく常連客の処遇はすばらしく、落ち着けて、
    >>才ある方で、虜になりますよ!

    あのぉ・・・そこまで仰られると・・・・気恥ずかしいですぅ・・・・
    ホントに luóbo はステキなお客様に恵まれました!
    これからも厳選して(?)ステキなお客様が、少しずつ増えていったらいいなあ・・・・
    と思ってます。
    んで、お客様同士で勝手に luóbo で遊んでる!なんて事を想像したら楽しくなります!

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  3. 既に遊んでますよ!
    luoboさんで、出会えた坪根さんや其の友達、坂口さん夫妻らには、遊んでもらっています。けんかしない様気をつけなくっちゃ!な訳ないよね!相手が大人だから大丈夫!
    明日伺います。おそば二人前よろしくお願いします。luoboファンより

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  4. たぶん、こういうコンセプトをはっきり打ち出しているお店は少ないので、お店に掲げてあるお断りを見た方には、賛否両論、いろいろな意見があることでしょうね。

    ただ、はっきりいえることは、本来luóbo は100%お客様に対しては間口がひらいていると思っています。年頃の小学生を連れているお客さんに対しても、本来ならちゃんとした「マナーを持っている親御さん」なら、またその時の事情によってでは、どうぞいらっしゃいという事になると思います。本来そうなのです。ただ、ゆっくり、のんびりとこの喫茶店での時間を過ごしていただくという「目的」を解っていただける方ならご理解していたけるのでは?と思います。

    先日のAPPLEの話では有りませんが(笑)、他の喫茶店と比べるのではなく、ひたすらに理想を追いかけて欲しいですね。その理想を解って、楽しんでくださるお客様が集う、「心地よい喫茶店」として!(笑)

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  5. >ゆみゆみさん
    >>既に遊んでますよ!
    ですよね!(笑) serai の一番やりたかった事がゆみゆみさんご夫婦のおかげで出来ました!
    もっと沢山の人を巻き込みたいですねえ!(笑)

    >keiko
    >>本来luóbo は100%お客様に対しては間口がひらいていると思っています。
    その通りです!でも、100%に値する普通のお客様が少ない!(笑)

    >>年頃の小学生を連れているお客さんに対しても、本来ならちゃんとした
    >>「マナーを持っている親御さん」なら、またその時の事情によってでは、
    >>どうぞいらっしゃいという事になると思います。
    一組だけ、。小学生をOKしている親子がいらっしゃいます。
    そのコはホントにきちんとしたコなので、 luóbo としては全く問題はありません。
    これは差別ではありません。きちんとマナーを持っていれば、大人であろうが子供であろうが luóbo は
    受け入れるんですけどねえ・・・・

    >>他の喫茶店と比べるのではなく、ひたすらに理想を追いかけて欲しいですね。
    >>その理想を解って、楽しんでくださるお客様が集う、「心地よい喫茶店」として!(笑)
    よく他のお客さんから「どこどこの喫茶店はね・・・」って話を伺います。
    でも、 serai は全く無視です。(笑)嫌いなんです。「比較」が。
    よそ様はよそ様。 luóbo は luóbo 。幾ら「あの喫茶店がいいよ!」って言われても、行きたいと思いません。
    もし行ったとしても、多分「自分には合わない」とはっきり言えます。
    なぜなら、 luóbo で稼ごうと思っていないから。
    でも、先日の連休。好きじゃないお客が数組来ました。
    その時ホントに思ったんだけど、来て欲しくないお客には違うメニューを出そうかと!
    つまり「観光客メニュー」ね!(笑)
    メニュー見ただけで、帰っちゃうくらいの値段にしようかと・・・・(笑)
    もしくは「時価」?(笑)
    勿論、いいお客さん用のメニューは今まで通りね!(笑)
    これが一番の方法かとも・・・・なんかいいアイディアある?(笑)

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  6. うひょっ!(笑)どきどきしているのは私だけ?(笑)
    ん〜、難しいところですね。一般的にはサービス業としては、お客様から代金を頂いて、それと同等(またはそれ以上。以下は除外(笑))の品物やサービスを提供するという事になり、またそうすることがお店としての社会的責任を果たすことになると思うのですが、その点で言えば、やはりluóboは、限りなく私的なお店なんですね。自他共に認める、私的なお店。それがluóboが理想とする位置付けかもしれませんね。ただ、場所がとっても素晴らしい「観光地」に有るがために、それを難しくしているのかもしれません。行き着く先は、やはり「会員制」でしょうか。。?(笑)

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  7. >お子様の来店について
    普通のファミレスなら、どんなお客さんが来ようが構わないのでしょうね、収益目的なんですから。
    でも、luóboはseraiさんの夢で営業(営業になってないかも(笑))しているのですから。
    >luóbo はワガママです。
    いいんじゃないですか、ワガママで!
    私は、luóboで楽しんでますし、それとあのseraiが作る料理を子供が食べるなんて・・勿体無い! 多分、味分かんないかと・・。
    私は今のluóboで充分満足していますから。

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  8. >kinnbouさん!
    >>luóboはseraiさんの夢で営業しているのですから。
    そうなんですよね。 serai の大きな「夢」です。
    でも、そこに現実の皆さんがいらっしゃる。
    それが大きな輪になっていったら・・・・
    ホントに壮大な「夢」かも?(笑)
    >>seraiが作る料理を子供が食べるなんて・・勿体無い!
    そんなあ!!たいした物をお出ししていないですよぉ・・・・
    >>私は今のluóboで充分満足していますから。
    嬉しいです!
    でも、私としては今の状態もまだまだですぅ・・・・
    もっともっと楽しい luóbo にしたいですぅ!!
    何かいいアイディアがあったらご教授を!!
    っつうか、やっぱ皆さんでパーティかなあ・・・・?

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  9. >keiko
    書き忘れです・・・・すんません!(m_m)
    >>自他共に認める、私的なお店。それがluóboが理想とする位置付けかもしれませんね。
    そうなんよね。すっごい私的なお店にしたいんだよね。
    ホントに嫌な人は御法度でね。
    >>ただ、場所がとっても素晴らしい「観光地」に有るがために、
    >>それを難しくしているのかもしれません。
    ただもしこんな場所でなかったら、今の大事なお客様もなかったかも知れないんだよね?
    だから逆にそれを利用したいんだけど、アダになることもあるんだよねえ・・・・
    >>行き着く先は、やはり「会員制」でしょうか。。?(笑)
    今日、ニュースで多くのファミレスが不況で値段を下げてると言っていました。
    やっぱそこで思ったのが、 luóbo は逆に値段を上げようと思った。
    勿論、今までのお客様は今まで通り。
    なんか時代の逆行をしたいなあ・・・・
    「安くすればお客が来る」という常識を変えたいんだよね。
    こんな時代だから余計に・・・・
    ファミレスとは違うから何とも言い難いけど、
    値段じゃなくて、サービスとか雰囲気で来てくださるお客をふるい落とすには一番かと?

    みなさん、如何思います??

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  10. ファミレスは美味しくないから、冷凍だから行かないのです。美味しい所だったら、どんなに辺鄙なとこでも、探して行くでしょう。本音が生活態度に出るんですよ!安くしても採算合わずで、倒れるのが予想されますね!うまくいくといいですけど。実はluoboは、知り合いから、蕎麦屋より美味しい蕎麦を出してる喫茶店が平尾台にあると聞いて、是が非でも行きたくなり、飛び込んでいきました。大正解でした。それからの土日はLUOBOにお世話になりっぱなしです。これからもよろしくお願いします。

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  11. >ゆみゆみさん
    >>美味しい所だったら、どんなに辺鄙なとこでも、探して行くでしょう。
    ですよね。ただ安いだけでは、今の時代は生き残れないと思っています。

    >>美味しい蕎麦を出してる喫茶店が平尾台にあると聞いて、
    >>是が非でも行きたくなり、飛び込んでいきました。
    本当に有り難いです。口コミで来てくださるのは嬉しいですね。
    たまたま平尾台に来て、たまたま luóbo に来てくださって、気に入って下さるのも嬉しいですね!
    でも、みなさん共通して仰るのは「人に教えたくない!」(笑)
    それも実は serai にとって嬉しいんです!!(笑)
    皆さんの隠れ家的な存在でありたいと、つねに思っています。
    ですので、最近は luóbo の入り口に「 luóbo entrance」の看板も付けないようにしてます。
    階段を上がっていって、ランチのメニューと「子供お断り」を書いた看板で勝負です!(笑)
    これからもよろしくお願いいたします。

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  12. 1年ほど前に、その「勝手だなあ」の方のブログを拝見していた際、「小学生以下と3人以上の団体お断り」と見て、むしろ喜び跳ねて母と2人で初訪問した者です。

    子どもとその親・または団体のマナーに関しては全く同感で、どれだけお店の味やスタッフが素晴らしくても、他の客(の一時)を守ってくれないお店には二度と行きません。
    お支払いする料金には、お店の雰囲気への対価も含まれていると思っていますので、守ってもらえなかった場合は「ご馳走様」を言わずに出るポリシーがあるくらいには潔癖です・・・。
    なのでluóboさんのようなお店は大変ありがたいです。

    ちなみに、お伺いした際には1度の訪問で2~3回ものオマケを頂きました。
    なんでこんなに次々オマケを頂けるのかと思っていたのですが、私達は少しはマシな客だったと喜んで良いという事なのでしょうか・・・(笑)
    ありがとうございました。
    深夜営業店やドレスコードがあるお店ではなく、普通にゆっくり軽食&お茶が出来る場所に出会えて、とても嬉しいです。
    また母と寄らせて頂きます。

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    1. 匿名様!

      >>喜び跳ねて母と2人で初訪問した者です。
      ご来店、有り難うございます。

      >>私達は少しはマシな客だったと喜んで良いという事なのでしょうか・・・(笑)
      勿論です!!(笑)嫌なお客さんには、なんにも出しません。
      最悪のお客様は「コーヒーも売り切れました」と言って、追い返したりします。(笑)
      でも、いいお客さんとそうじゃないお客さんが重なった時、おまけがあるとないではあまりにも不公平過ぎるので
      そういう場合はどちらにも出さない事もあるんです。
      そんな時は後からとても後悔してしまいます。
      不公平でもいいから、お出しすれば良かった・・・って。

      >>ゆっくり軽食&お茶が出来る場所に出会えて、とても嬉しいです。
      のんびり、ゆっくりが luóbo の一番のコンセプトです。
      常連のお客様はオープンから閉店までいらっしゃいます。
      長居、大歓迎のお店です。(笑)

      >>また母と寄らせて頂きます。
      有り難うございます。
      たいしたおもてなしも出来ませんが、心からお待ちしています。

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