連休はいかがお過ごしでした?
私は祝日はluoboがあるので、どこにも行けません。
でも平日の5月2日、臼杵へ行きました。
石仏を見たかったんです。で、実際に見るとホントにすごいですね!
平安時代から鎌倉時代にかけて作られたものだそうですが、作者も判っていません。
60余体の石仏を見ていると、1000年の歴史に耐えたものとは思えません。
本当に感動しました。
その後、臼杵の街中へ。古い町並みが続く市内ですが、新しく作られた建物もあります。
そんな中、北九州にもあるマーケットのチェーン店がありました。
「まるしょく」です。でも、ここでは「まるしょく屋」。
名前からして判るように町並みに合わせた、ノスタルジックな佇まいです。
その佇まいに驚いて、中を見学!(笑)
商品の陳列棚もブラウンに統一されていて、とても品がいいんです。
よくあるセール商品の陳列には、焼き杉の箱の中に入っています。
マーケットの中にある野菜コーナーや鮮魚のコーナー、お総菜のコーナー・・・・
それぞれにノスタルジックな演出。
ここまで徹底した商品の陳列にはべっくら!
お客さんは地元の人たちが殆どだと思いますが、こんなに凝ったマーケットは見たことがありません!
観光客として臼杵に行ってもまさかマーケットを見ることなんてないと思います。
なのにその徹底ぶり!
臼杵の「心意気」がかいま見られたような気がします。
私もいろんな観光地に行きました。昔ながらの雰囲気を残そうとしたいろんな観光地、
例えば、倉敷、金沢の茶屋街・・・・
どこも作られすぎで「下品」な印象さえ受けます。
でも、臼杵は違いました。作られた建物でさえ「品」があるのです。
本当にいい街でした。
最後に行ったのは中国陶し美術館。(「し」はどうしても漢字で変換できません!(笑))
石油会社の中国陶器の個人コレクションです。
とても素晴らしいコレクションです。
紀元前のものから100年くらい前のものまで、時代に沿って陳列しています。
それよりも何よりも驚いたのが、学術員の方が案内をしてくださったのです。
それぞれの作品の説明を、面白く教養あふれる説明をしてくれました。
たった3人の為に!
こんな美術館は初めてです!
骨董好きの私が「ほしぃ〜〜〜〜い!!」と思う作品がうじゃうじゃしてて、
おまけに説明付き。ホントにいい美術館でした。
石仏以外に期待しないで行ったのが、良かったのでしょうか?
臼杵の街も、臼杵の「心意気」も、なにげに寄った美術館・・・・・
どれも私の好奇心を満足してくれました。
久しぶりの休日。いい一日を過ごしました。
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